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2013年02月15日

会津だより2(鶴ヶ城、会津藩校日新館、他)

会津からの第2報です。

この日、絶対に外せない場所は会津藩校日新館でした。

日新館は公共交通機関を利用する者にとってアクセスが極めて悪く、
バスで行く場合、会津若松駅前発10時10分の次は13時30分しかありません。
さもなければJR磐越線で一駅の広田に行って、そこから雪道を徒歩25分。

そこで、日新館には午後をまるまる充てることにし、
午前中は鶴ヶ城に行くことにしました。
まちなか周遊バス1日券(500円)を購入。


1. 鶴ヶ城(鶴ヶ城入口下車、天守閣まで徒歩4分ほど)

当然ながら再建ですが、会津の象徴として無くてはならないもの。
見ないで済ませるわけにはいきません。

今は雪で真っ白ですが、他の季節にはまた違う姿を見せてくれることでしょう。
再訪する理由になります。

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「八重の桜」のポスター、のぼり、チラシが町のいたるところに見られます。
原発事故の風評で打撃を受けた福島県に再び人々が訪れて活気が戻るよう、
良いタイミングでの大河ドラマ制作だと高く評価します。

普段テレビを見ない私も、これ見たさにNHKのオンデマンドを契約しました。
受信料払っているのに更にまた払うのはどうなのかなあと躊躇しましたが、
パソコンで見られる点が仕事との両立の点でメリットとなるので決心しました。
特選ライブラリーが税込945円/月。

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2. 会津新撰組記念館(七日町中央下車、徒歩3分)

バスの乗り継ぎの都合できつかったことと、不定期開館であてに出来なかったため、
期待はしていなかったのですが、電話したら幸い開館していたので駆けつけました。
やや駆け足の訪問(30分弱)となりました。

幕末関係の骨董屋の2階が記念館になっています。入館料300円。

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八重の桜の関係で鉄砲の特別展示があった分、スペースの関係で
本来の新撰組の展示は少なかったように思います。

でも八重の桜にからめた新撰組の雑誌と、クリアフォルダ3点を買えたことは収穫でした。

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3. 会津藩校日新館(この日のハイライト!)

河東地区コミュニティバス「みなづる号」で会津若松駅から25分。
先に書いたように本数がきわめて少ないので要注意です。

13時30分発に乗っていき、現地発15時47分ので帰ってきました。

入館料600円のところ、「みなづる号」の乗車証明により500円に割引。

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佐賀の鍋島藩と並んで江戸時代に一、二を競った藩校。
藩を豊かにするには人材の育成こそが肝要との考えに基づき、
徹底したエリート教育がほどこされました。

通ったのは上級武士の嫡男です。
白虎隊の隊員もここの生徒でした。

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素読の授業
年少者はまず素読を鍛えられます。

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天文学の授業
文武両道はもちろんのこと、文系理系を問わずあらゆる科目を学ぶのです。

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礼儀作法の授業
食事の作法から、刀の受け渡し方、切腹の作法など、
立派な武士としての立ち居振る舞いを身につけることを学びます。

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大成殿
校舎の外に山鹿素行の像がありますが、この殿堂を見るだけでも、
武士の教育の根幹には儒学があったという事実を改めて肌で感じます。
大義名分論をとなえる朱子学が儒学の正統とされていた江戸時代でした。

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水練場
藩校内の日本最古のプールで、日本泳法の向井流により訓練が行われていました。

プールは雪で完全に見えなくなっていますが、
プールサイドで監視する教授の頭が、雪からのぞいています。笑

水泳、弓馬、剣術は当然のこと、兵法の理論と実践も学びます。

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これほど素晴らしい教育を授けられた選り抜きのエリート。
藩のみならず、日本の将来を背負ったかもしれない優秀な青少年の命が
飯盛山で果てたことはあまりにも悲し過ぎる・・・。

白虎隊出身者には、後に東京帝国大学の総長となった山川健次郎をはじめとして、
偉大な功績を残した人物は枚挙にいとまがありません。

逆賊の汚名を着せられた中での、異例の出世、成功です。

将来有望なわずか16、17歳の若者たちの自決に深く感銘を受けた
ローマ市民やドイツ人により建てられた碑が白虎隊墓地の前にあります。


4. 阿弥陀寺(阿弥陀寺東下車、目の前)

日新館からコミュニティバスみなづる号で会津若松駅に戻ると4時15分。
まだ少し時間があるので、まちなか周遊バス「ハイカラさん」で阿弥陀寺へ。
新撰組斎藤一の墓と戊辰戦争東軍の墓があるからです。

新撰組、斎藤一の墓。

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戊辰戦争の東軍戦死者の墓。
会津藩の戦死者の遺骸は西軍の命令により放置されたままだったのを、
幾度となく行なわれた嘆願により、明治2年、阿弥陀寺に埋葬が許可されたそうです。

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阿弥陀寺からすぐの七日町通り、渋川問屋。
七日町にはこのような構えの建築が多く、なかなかレトロな感じが漂っています。

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夕食は喜多方ラーメン。
案外お店がないので、ホテルで教えてもらって雪道を15分歩きました。

東京でいつも食べているのとまったく同じでした。
東京にはあちこちにあるのに、肝心の会津であまり見かけないのは何故か?
次は、やはり本場の喜多方まで行くべきなのか・・・。

この日の歩数: 12,124歩

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2013年02月13日

会津だより1(白虎隊、西郷頼母、近藤勇)

今、会津若松に来ています。
日本文化研修に先立ち、2日間の一人旅を楽しんでいます☆

NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台となってホットな話題でにぎわう町ですが、
冬の会津は豪雪なので、どこも静か!もう最高です!

その第一報(1日目)です。
まちなか周遊バス1日券(500円)を買って「あかべい」のお世話になりました。

1. 飯盛山(飯盛山下下車、白虎隊伝承史学館の左脇のなだらかな坂を上がる)

白虎隊の少年たちが集団自決した飯盛山の厳島神社鳥居。
この少し左に、白虎隊士20名が鶴ケ城の安否を確かめるために通り抜けて飯盛山に
出たという戸ノ口堰洞穴があるのですが、雪が深くて確かめられませんでした。

でも戸ノ口堰のすさまじい水の流れと音は間近に目と耳で実感できました。

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厳島神社から右の坂道を上がったところにある、さざえ堂(国の重要文化財)。
寛政8年(1796年)建造の六角堂で、昇降別々の螺旋形通路により階段がなく、
一方通行で上下するという日本唯一、世界にも例のないユニークな建築です。

中を見なければ、登らなければ、話になりません(入るには、400円必要)。
なかなかスリルがあります。ころばないよう、手すりにつかまってね。

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さざえ堂の斜め前にある白虎隊士19人霊神の御堂。
中央の写真は、刺し違えて急所を外して生き残り、鶴ヶ城がまだ落城していないと
聞かされて、只ひとり蘇生した飯沼貞吉。維新後に、逓信省通信技師、陸軍大尉。

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白虎隊士19名の墓。

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飯盛山では、白虎隊記念館(400円)と白虎隊伝承史学館(400円)も見学しました。
まちなか周遊バス1日券を見せると割引になることに気がついていませんでした。


2. 会津武家屋敷(会津武家屋敷前下車、目の前)

会津藩家老の西郷頼母邸を中心に、忠実に再現された建造物のミュージアムです。
入場料850円→周遊バス1日券提示で750円。このときには気がついていた!

西郷頼母邸の門

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部屋数が多いのにはびっくりしましたが、どの部屋も大変よく紹介されています。

これは書院一の間で、第九代会津藩主松平容保を接客している場面。

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女子供が籠城しても足手まといになるだけだと籠城を拒否し、
西軍に命を奪われる前に集団自刃した、西郷頼母の母や妻や娘たちの最期。

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西郷頼母邸の庭。後方の山々と群れをなして飛ぶ鳥が印象的でした。
もっとも、これはミュージアムの立地であり、実際の邸宅は町中にありました。

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3. 天寧寺の新撰組局長近藤勇の墓(奴郎ヶ前下車、徒歩10分+徒歩たくさん)

お寺の入口付近に立つ看板。ここまではまだ良かったのですが・・・

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ところどころにある道しるべが頼りです。

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ゆるい勾配の上り坂をひたすら行きます。

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再び道しるべが。・・・こんな道しるべがいくつ立っていたことか。
まだ着きません。

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ずいぶんと上がって、ようやく雪に埋もれた近藤勇の墓の前に辿りつきました。

このお墓は、土方歳三が松平容保に願い出て、会津藩の手によって建立され、
戒名の「貫天院殿純忠誠義大居士」は、天寧寺の和尚さんによって授けられたそうです。
良い名前ですね。

お墓の右側に立っているのは、土方歳三の慰霊碑です。

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とんでもない大変な思いをして辿り着いたときの感激もひとしおでしたが、
近藤勇の墓の近くから見渡す会津の町と背景の山々がまた素晴らしいのです!

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この日の歩数: 11,818歩


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