全国通訳案内士、旅程管理主任者。
ドイツ語・英語のガイド国家資格と英検1級・独検1級を所有。

バイオリン&教育ママ人生の思い出と生涯学習による終活日記。

お能、長唄三味線、バイオリン、ピアノ、河川水路・史跡巡り、ウォーキング、ハイキングなどを楽しみたい♪

2012年11月24日

11月21日の富士山と南アルプス

11月21日は、ディズニーリゾート発、富士箱根1日ツアーでした。

雲ひとつない、稀に見る好天気。
さっそく東京湾岸からも、完璧すぎる富士山が臨めました。

中央道を走っている間も、ずーっと富士山がお伴してくれましたよ!

富士ビジターセンター2Fベランダからの富士山

fuji20121121


















この後、すばるラインを四合目まで上りました(五合目は積雪で×)。

南アルプス、八ヶ岳、本栖湖、樹海などが臨める、稀にみる絶景でした。
ガイドやバスドライバーですら滅多に拝むことのできない眺めです!!

神秘的な南アルプス

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四合目の売店の壁に貼ってある案内図

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箱根園で昼食後、駒ケ岳ロープウェイと芦ノ湖をやりました。

私のバスに乗った44名のマレーシアのお客様全員が、
富士箱根ツアーに大満足したことは言うまでもありません。

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2012年11月08日

日光 霧降の滝と輪王寺の秋

来日中のウィーン国立歌劇場が非番だった10月30日(月)、
歌劇場メンバーのうち41名と貸切バスで、霧降の滝と輪王寺に行ってきました。

あれからもう10日も経っているので、
紅葉はもっと進んでいることでしょうね。

霧降の滝
日光三名瀑のひとつ。日本の滝百選のひとつでもあります。
上下二段に分れていて、上滝が25m、下滝が26mで、全長75m。

kirifuri1030


















観瀑台に群がるウィーン国立歌劇場のメンバーたち。

kirifuri_wso_1030


















雄大な自然の中にあり、滝壺まで下りられない点を差し引いても、
観光地化され過ぎている華厳の滝よりは、はるかに好きです☆

霧降の滝へは、東武日光駅またはJR日光駅から路線バスで約9〜10分。
バス停から徒歩6分ほどで観瀑台入口に着き、そこから更に8分ほど歩きます。

kirifuri_koyo1030


















輪王寺の逍遥園が、11月15日(火)まで夜間ライトアップ中です。
宝物殿には目下、美しい装飾に縁どられた経本が数多く展示されています。
宝物殿と逍遥園の両方あわせて300円で見られます。

ただし、三仏堂は別料金。
三仏堂を見たければ、二社一寺の拝観券が良いでしょう。

三仏堂では、今なお、平成大修理が続いていて、外観が囲われています。
ご本尊の阿弥陀如来までが別の場所に安置されていました(見られます)。
脇侍の千手観音と馬頭観音は、本来の位置にいらっしゃいます。

逍遥園の紅葉も、この写真のときより、はるかに見頃になっていると思います。

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2012年10月20日

調布市花火大会、秋の宵、亡き人のこと思ったよ

10月20日(土)、午前中は、京王ウォーキングで八王子へ。
約11km、2時間40分ほどの道のりを歩きました。
この日の歩数: 25,457歩(21時現在)

午後は、ほんのちょっとだけベクトルの勉強(成分表示と内積)をして、
それからTsutayaに行き、「千と千尋の神隠し」をようやく借りました。

そして、夕方は、調布市花火大会。
多摩川の河川敷で行なわれるこの花火大会は、昨年は震災のために中止。

今年が30回目。全国でも有数の規模を誇るそうで、
毎年30万人ほどの見物客が訪れると聞きました。

私は、18時から19時まで見物しました。
終了時刻の19時を時計がさすと、その瞬間にピタリと止みました。


うふふ、特等席で見たのです☆
自宅の玄関前に椅子を出して、風邪ひかないように温かくして。

ポン、ポン、って、空を指して、真っ直ぐに伸びて、パッと開くボンボン花火、
まるで、ダリアみたいでした〜

chofuhanabi3


















休みなくひっきりなしに上がる花火。
いっぱい写真を撮りましたが、なかなか良いのが出来ませんでした。

中で、一番よく写っているのが、これです。
これは、実物もすっごく綺麗でした。
18時52分頃なので、フィナーレに差し掛かった頃ですね。

とっても高く打ち上げられるので、
森の向こうなのに、よ〜く見えるのです☆

chofuhanabi1


















日本の夏の風物詩である花火大会が、秋たけなわの今ってのも珍しいですが、
それはそれでなかなか味わい深いものです。

花の生命も短いけれど、花火はもっと一瞬で消えてしまう。

一瞬、一瞬の表情を追いかけながら、今年亡くなった友人たちのことを思いました。
彼女たち、こんな綺麗なものを二度と見られないところに行っちゃったんだなあって。

そう思うと、自分が生かされていて、今年もいっぱい色んな経験を積めることが、
どれだけ有り難いことか、1日1日を大切にしなくてはと、しみじみと思いました。

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神代植物公園、ダリアの巻

10月15日(月)、都立・神代植物公園でのダリアです。

正直なところ、ダリアがこんなに愛らしい花であること、
そしてまたこんなに色々な種類があることを知ったのは、発見でした。

真っ直ぐ、元気良くのびた茎の先っぽに、
毛糸のボンボンみたいな、まあるいのが、ぽん、ぽん、って付いている。

キュートなこと、この上なし。

jindaiboda1


















jindaiboda3



















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jindaiboda2



















でも、中には、こんな変わったのもあるんだ。
これは、自分の中にあったダリアのイメージとは違うなあ。
むしろ、菊といった方がふさわしいくらい。

って、調べたら、ダリアは「キク科」でした〜

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ええ〜、これもダリア??
知らなかったわ。びっくり。

秋バラ・フェスタに行ったのに、思いがけず、
ダリアの魅力にも出会えた1日でした☆

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2012年10月19日

神代植物公園、秋のバラ・フェスタ

10月15日(月)、ジブリ美術館訪問と組み合わせて、
ウォーキングを兼ねて、都立・神代植物公園の秋のバラ・フェスタに行ってきました。

10月28日(日)まで開催しています。

jindaiborofl
























何十枚も写真を撮ったのに、ちっとも良いのがありませんでした。
それでも、多少でも思い出の手掛かりとなるよう、何点か載せておきます。

jindaiboro1


















やがて朽ち果てる生命の、今が盛りと咲き誇っている、その刹那は、
写真では到底とらえきれませんね。

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自分がピンクが好きなので、・・・ それに、ちょっとだけマシに撮れたのも
ピンクばかりなので、・・・・・ ピンクしか載せていませんが、もちろん、
白、黄色、深紅、薄紫と、色とりどりの競演でしたよ!

いよいよ開き始めたばかりの蕾は、ことのほか愛らしいですね。

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神代植物公園では、今、秋バラの他に、ダリアも素敵です。
ダリアの写真は、次の機会にアップします。


この日の歩数: 16,436歩


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2012年10月01日

台風一過、改めて伊勢湾台風に思いを馳せる

昨日は台風に振り回された1日でした。
被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げます。

一夜明けてみると、ここ関東は「台風一過」のすがすがしさ。
昨日のことが嘘のようです。

改めて、伊勢湾台風(1959年9月26日)の被害の甚大さを思いました。

死者 5,098名(行方不明者 401名を含む)
負傷者 38,921名

全壊家屋 36,135棟
半壊家屋 113,052棟
流失家屋 4,703棟
床上浸水 157,858棟
船舶被害 13,759隻


矢田川に近い東区の我が家は、床上浸水ぎりぎりで、
結果的には、畳が浮かび上がり、和室の壁が落ちる程度で済みましたが、
矢田川の堤防が決壊していたら、命はなかったかもしれません。

「たとえ裸一貫になったとしても、命さえ助かれば、やり直せる。」
父はそう言って私を励ましました。

台風史上最大と言われる伊勢湾台風の恐怖を知る世代が少なくなり
風化されて伝説と化す日もそう遠くありません。

今なお、鮮明に記憶している者として、
機会あるごとに、その痛ましい記録を伝えていきたいと思います。


isewantaifun
















画像は豊橋市野球協会さんのブログからお借りしました。
ヤフーから借りられたそうですので、また借りですが。



今日から10月。
気持ちを入れ替えて、今月も頑張りましょう!



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2012年05月16日

今朝の富士山+勉強記録第62日目

どんよりとした昨日とは打って変わって明るい朝の陽ざしに気分爽快。
窓を開けると、富士山がきれいです!

5時48分の富士山
fuji20120516k


















クローズアップ!
fuji20120516g2

























では、昨日の勉強記録です。
【第62日目】2012年5月15日(火)

数学
『サクシード 数学2B』 三角関数
『ミニ確率』 25個の数字

理科
『リードα 物理』 運動の表し方

社会
『センター試験への道 日本史』 開国と幕末の動乱
『センター試験への道 世界史』 古代中国社会

国語
『マドンナ 古文単語230』
『マドンナ 古文常識217』
『古典文法をはじめからていねいに』 「に」の識別
『漢文道場』 音読


6月は仕事が忙しくなるので、
まとまった勉強は今がチャンス。


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2012年05月05日

「みどりの日」の昨日 植物の名前が苦手です

5月4日「みどりの日」の天気には、本当に振り回されました。

雨だと聞いて出かけるのを諦めていたところ、意外にも晴れ間が。
そこで、またすっかり出かける気になっていると、みるみる暗雲が現れ、雨に。
それでまた諦めたら、4時ごろになって爽やかな青空になって。

「今から出かけるのでは、ちょっと遅すぎるかなあ?」と子供に聞くと、
「そりゃ、もう遅いでしょ。」と、あっさり言います。
そう簡単に言わないでほしいなあ、相当がっかりしているのだから!

神代植物公園の無料開放日だったのです。
ころころ変わる天気のせいで、機会を逸しました。
そのため、深大寺に行く計画までも潰れてしまいました。

って、すごく近いのだから、半分は歩いてでも行けるし、
要は、入園料無料のチャンスを逃したことが、やたら悔しいだけです!

その点、入園料も何も要らない散歩は、
年中いつでも、思い立ったら即、実行できるので良いです。

近くを散歩してみました。 新緑が目に沁みます。

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シバザクラが、もうちょっとで見頃を迎えそうです。

shibas3


















シバザクラの花壇、近寄ってみると、こんな感じです。

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さらにレンズを近づけてみると・・・

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シバザクラの近くでは、白い花の咲く木が目に留まりました。
何ていう名の木なんだろう?

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植物の名前が苦手です。

同僚に薦められて、3年ほど前にこんな本を買ってみたのですが、
小さなハンドブックとはいえ、仕事では、持ち歩くのが大変なので・・・。
とっさの場合には役立ちません。

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家に帰ってから調べました。
花びらが5枚あります。
どうやら、「こでまり」のようです。

kodemari1




















植物名は、一朝一夕では無理ですね。
日頃から、興味を持って、観察し調べることの積み重ねでしょう。

だからこそ、「みどりの日」には、神代植物公園行きを計画していたのですが。

ところで、こんなものも持っています。
『多摩丘陵の植物さんぽ道 ガイドブック』

持っているだけではいけませんね。
これを頼りにウォーキングして、植物の知識を増やしたいと思います。

hanaki2
























この日のご縁:
シバザクラを見ていたとき、たまたま通りかかった散歩中のご婦人と会話になり、
小一時間立ち話をしました。

60年代後半の学生運動激しいときに大学生だったとおっしゃるので、
私よりちょっとだけ年上ですね。

とても若々しく、教養豊かな方とお見受けしました。
また、散歩で姿を見かけることがあれば、是非声をかけてくださいねと
言ってくださいました。


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2012年04月06日

今日はお花見の仕事(千鳥ヶ淵〜靖国神社〜新宿御苑)

昨日の夕方にいきなり決まった都内半日観光の仕事で
今日はお花見をしてきました☆

予めの旅程も何もないので、桜が見たいとのご希望に合わせて、
お会いしてから、即興でテーラーメイド。

皇居から、千鳥ヶ淵へ。
子供さんたちがボートに乗りたがったのですが、混んでたので諦めました。
この景色、ライトアップされたら、さぞかし幻想的でしょうね〜

chidori1246_1



















北の丸公園から千鳥ヶ淵にかけて、
金曜日の昼間なのに、大混雑でした。

週末はもっとすごいことになるでしょう。
入学式は武道館という大学もありますしね。

chidori1246_2
























千鳥ヶ淵の次は、道路を隔てて、靖国神社へ。
靖国神社も桜の名所として有名ですからね。

子供が小さい頃には、毎年3月27日、武道館でバイオリンを弾いた後、
おばあちゃんと3人で連れだって靖国神社に花見に行くのが習わしでした。

今日のお客様も、境内に並んだ露店商の光景に大喜びして、
五平餅、たこ焼き、焼きそば、枝豆、焼きとうもろこし等、次々に買っていました。

「地面に敷かれた沢山の青いシートは、仕事や学校がひけた後の、
サラリーマンや学生たちのお花見の場所になるのですよ〜、
私も昔は朝早くから広島の平和公園で場所取りを頑張ったのですよ!」と話すと、

この日本独特の習慣をめずらしく思ったのか、たいそう感心していました。

そうなんです、私もインバウンド旅行業界が輝かかりし頃には、
3週間ほどかけて日本を周遊する団体ツアーを、年に何本も抱えていたので、
桜の季節に当たったときには、朝から花見の場所取りを頑張っていたのです。

ガイドや添乗員には、こうゆう仕事もあるんです。
って、自分の裁量で勝手に組織した、サービスのイベントですが(^.^)

gyoen1246_1


















さて、お次は、新宿御苑。
ああ、ここも、ため息が出るほどでした〜

奥様が、"What a breathtaking view!" と、さかんに叫んでいました。

ネイティブではないけれど、英語が大変に上手なお母様です。
お嬢さんたちも、英語、スペイン語、オランダ語ができます。

とっても人なつっこい、良い子たちでした。
「さくら〜、さくら〜」と日本語で歌い始めたのには、びっくりしました!

日本語の数の数え方を知りたがっていたので、教えてあげると、
母娘3人で、さかんに練習していました(笑)

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それにしても、大変にめずらしいお客様です。
何がめずらしいって、だって、つい5日前にいきなり、

「そうだ! 日本に行こう!」 って思い立って、

3日前に機上の人となり、昨日の朝、成田に着いたというのだから!

もっともお父さんとお母さんは、愛知万博のときに名古屋に来たそうです。
だから、日本は二度目ですね。

で、今回は、お嬢さんたちに是非この素晴らしい国を見せたいと思い立って、
イースター休暇を利用して、いきなりやってきたというわけです。


桜の枝と枝の間から垣間見る青空と白い雲切れが絵になっていました。

gyoen1246_2



















ふつうは旅程管理業務主任者として旅程を遵守するのですが、
今日のお客様は特に何も決まっていないフレキシブルな方々だったので、
当初4時間で雇われたはずが、だんだん延びて1日になってしまいました。

新宿御苑の後は、JR新宿駅で、京都行きの切符の予約を手伝ってあげて、
その後、都庁展望台に上がりました。

もちろん、報酬は1日分いただきました(^^♪
その上、瀬里奈モンシェルトントンの鉄板焼きディナーにご招待されて、
一万円以上もするフルコースをご馳走になりました。

歩き回ったこの日の歩数は、20,000歩を軽く超えていました!

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2011年12月14日

上弦の月と冬枯れの木

ウォーキングの途中、午後の空に浮かぶ月がとても印象的だったので、
遅くなって機会を逸しないうちに載せておきます。

12月5日(月) 上弦の月の3日後ですが・・・。

14:45
枯れススキの上の高い空に薄っすらと白い月が見えます。

walk051211111
























15:51
1時間も歩いたところで、ふと見上げると、
すっかり葉を落とした枝の間に月がのぞいていました。

tsukitoki5_051211



















15:52
同じ月を、同じような冬枯れの木を、昔の人も見て心打たれたことでしょう。

tsukitoki1_051211



















15:56
日が短くなりました。
もっと見ていたくて心残りがするけれど、淋しいので暗くならないうちに帰ります。

tsukitoki3_051211



















(この日の歩数: 13,354歩)


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2011年12月07日

平林寺に紅葉を見に行く

12月4日(日)、久しぶりの好天気に恵まれたので、
平林寺(埼玉県新座市)の紅葉を見逃してはならぬ!と早起きしました。

10時15分、出発。 最寄りのJRの駅まで50分、ウォーキングを兼ねて行きます。
青天にかすかに揺れる枯れ尾花は、絵になりますね。

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高い空と澄んだ空気に、晴れ晴れとした気分になります。

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遠景に新宿の高層ビル群、その更に向こうにスカイツリーが!(かなり拡大)

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JR武蔵野線の新座を目指しました。
新座で降りて20分ほど歩くと野火止用水があります。

野火止用水については、野火止用水ウォーキング(2009年12月29日の記事)

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野火止用水も途中から平林寺の雑木林と一体化して趣きがあります。

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平林寺の正門に着きました。
門の右側の「山門不幸」の立て札は、このお寺の住職が亡くなられたことを
示しているそうです。

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平林寺の案内パンフレットと、2年前に購入した解説書、そして拝観券。
拝観券には禅の教えが書かれていて、栞としても使えます。

今回は、「平常心是道」(びょうじょうしんこれどう)
日常ありのままの心、煩悩そのままが平常心であり、それに徹して生活していくことが
道であり禅の神髄であるという、南泉禅師(8〜9世紀の中国の名僧)の言葉

前回は、「茶禅一味」(さぜんいちみ)
茶と禅は同一味であるとして、普段の生活の中でも、無心に何かをすることが、
無心の境地をみつけることが禅の心に通じるという、村田珠光の言葉

が、書かれていました。

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境内はとてつもなく広いのです(13万坪)。
写真↓の案内図に描かれているのは主に中心部で、実際にはその四方をぐるりと
クヌギ、コナラ、イヌシデ、エゴノキなどの落葉広葉樹からなる雑木林と、
スギ、ヒノキ、マツなどからなる針葉樹林が取り囲んでいます。

国木田独歩の『武蔵野』の面影をとどめ、
田山花袋が「武蔵野の昔の匂いを嗅ごうとするには野火止の平林寺付近が好いね・・・」
と言った詩情あふれる武蔵野がここにあります。
 (平林寺の解説書から引用)

境内一帯が天然記念物に指定されているそうです。

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平林寺を象徴する山門。
茅葺きの重層入母屋造りで、楼上の左右には花頭窓が施してあります。
禅寺であることがわかりますね。(臨済宗妙心寺派)

平林寺の縁起によるとその歴史は南北朝の1375年に遡るそうですが、
その後、大河内松平家の霊廟となり、1663年に川越藩主の松平信綱の遺言により
野火止の地に移築されたそうです。

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鐘楼

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とにかくモミジの紅葉で有名なのです。
広い境内は、紅葉めあての人々で混雑していました。

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けれども、このように人影が忽然と消えてしまう静寂な空間も沢山あります。

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「秋の夕日に照る山もみじ」ならぬ、真昼の陽に照り映えるモミジ。

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境内には北側に大河内松平一族の広大な墓所があります。

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在原業平をしのぶ「業平塚」

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2年前に購入した解説書には、短いですが英語による解説もあります。
外国のお客様をお連れしたい場所ですが、旅行オペレーターが積極的にツアーを
企画・提案・販売しない限り、その存在が広く海外に知られることはないですね。

来る人がいるとすれば、日本に住んでいるか、もしくは希少な個人旅行者でしょう。

川越市(川越藩主の城下町)が、川越を「小江戸」として近ごろ熱心に海外に
宣伝しているようなので、そことの抱き合わせにより、あるいは近い将来には
平林寺が海外から注目される日がやって来るかもしれません。

仕事柄どうしてもこうゆうことを考えてしまうのです。

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紅葉の後は、近くのうどん屋さんで鍋焼うどんを!と考えていたのですが、
内にも外にも大勢の人が待っていて、1時間ほどかかりそうなので諦めました。

前に来たときには、朝で準備中でした。つくづく縁がありません。
仕方がないので、コンビニのおにぎりを食べました。

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再びJR新座まで20〜25分の道のりを歩き、電車に乗りました。
電車の後はウォーキングを楽しみながら帰るので、交通費はわずか数百円。
あとは平林寺の拝観料と、おにぎり2個。

こんなに少ない出費で、ちょっとした小旅行が楽しめたのだから、
少しくらい贅沢をしてもいいかな?と、帰路、コメダ珈琲に寄りました。

名古屋の喫茶店です。
名古屋で生まれ育ったのに名古屋にいるときには知りませんでした。

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コメダで席についたとき、ちょうど3時でした。
そこで、贅沢も贅沢、コメダ特製の「シロノワール」を注文してみました。

温かいクロワッサンパンケーキに冷たいソフトクリームが乗っていて、
好みでシロップをかけて食べるのです。これがやけにバカでかくて、590円。

ブレンドコーヒーは400円で、典型的な名古屋スタイル。
要するに、おつまみの小皿が付いているのです。
ここのはナッツでしたが、名古屋では柿ピーだったりします。

コーヒーのフレッシュが今どき銀色の容器に入っているのも名古屋的。

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メニューに、小倉トースト(380円、懐っかし)や、みそカツサンド(750円)があり、
どえりゃー、恋しくなったがね!

おまけに、エビフリャーもあるでよー! (= エビフライ)

「シロノワール」は美味でしたが、おそらく二度と再び食べないでしょう。
最近、甘いものをあまり好まなくなったのです。
辛いものなら、いつでも、どんだけでも食べられますが。

コメダで3時半まで休憩した後、再びウォーキング。

途中、あちこち気になりましたが、4時近くなってきたし、
明るいうちに家に着きたかったので、道草はよしました。

この日の歩数、27,482歩。

家を出てから帰るまでの6時間のうち、
電車待ちと電車に乗っている間と喫茶店にいた他は、歩き通しでした。

さすがの私も、25,000歩を超えたころから疲れが出始めました。

温かかったからかもしれません。
Tシャツ1枚で、腕まくりして、それでも汗をかいて、時おり扇子で涼み、
持ってきた上着はとうとう一度も着ませんでした。


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2011年12月05日

12月の数Bと、富士と丹沢


12月3日(土)、12月の勉強に取りかかりました。
まずは、数Bベクトルのセンター過去問2008年(本試)に挑戦。

2ヶ月続けた「数列月間」に一区切りつけ、今月は「ベクトル月間」です。
ベクトルを強化しつつ、数列を織り交ぜていく予定です。

トリッキーになりがちな数列とベクトル、これらをある程度固めれば、
2Bの行方がだいぶ現実的なものとして見えてきそうです。


12月4日(日)、紅葉を見に、埼玉県の古刹、平林寺に行ってきました。
そのレポートは近日中に。


平林寺の日の、朝と夕暮れ時に、家のベランダから写真を撮りました。

7時51分の富士山と丹沢山地(1)
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7時51分の富士山と丹沢山地(2)
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17時2分の富士山と丹沢山地(1)
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17時2分の富士山と丹沢山地(2)
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2011年09月21日

台風災害と伊勢湾台風の思い出

日本にははっきりとした四季があります。
四季折々の美しさが、いにしえの昔から、詠まれ、描かれています。

一方で、はっきりとした四季は毎年決まった時期に災害をももたらします。
梅雨と集中豪雨と台風と豪雪を抜きにして日本の四季は語れないでしょう。

日本人であるが故の宿命と捉えてきた、そうした自然現象との関わりも
度を超したときに悲劇となります。

私の愛する第二の故郷とも言うべき紀伊半島が大変なことになりました。
那智勝浦、吉野熊野、十津川、・・・・・ 子供の頃より幾度となく足を運んだ
懐かしい場所が、見る影もなくなったと聞きます。

また、私の生まれ故郷名古屋でも、昨日は人口の半数近い100万人ほどに
避難勧告が出されていました。

台風と言うとき、これなしでは語れないのが、かの伊勢湾台風です。
1959年(昭和34年)9月26日、紀伊半島と伊勢湾を直撃した台風15号です。

当時、小学校2年生だった私は、矢田川に近い名古屋市東区に住んでいました。

巨大台風が接近しているというので、父が屋根に上り、どうやってやったのかは
知りませんが、屋根瓦が飛ばないように補強していました。

東と南に面した雨戸も、幅広の板を釘で打ちつけて補強していました。

テレビがまだ普及していなかった当時はラジオが情報源でしたが、
いよいよ台風が猛威を奮い始めると、まず停電しました。

トランジスタラジオとロウソクと懐中電灯だけが頼りになりました。

しばらくして、東側の窓の雨戸が壊れました。
見る見るうちに、窓の上の土壁が剥がれて畳の上に降ってきました。
土壁の中の格子がむき出しになりました。

格子や窓の隙間から轟音と共に風が吹き込んできました。

屋根の上で、瓦が何枚か吹き飛んだようです。
家の中に雨が入ってきました。

窓からも天井からも雨と風で、屋根が飛ぶかとさえ思いました。

畳がずぶぬれになって、そのうち、浮いたようになってきました。

窓を空けて外の様子を見ることができません。
集中的な豪雨で、我が家の辺りでも床下浸水が始まっていたのでしょう。

ラジオでは、近くの矢田川の堤防が決壊する恐れがあると報道していました。
他の河川はとっくに氾濫していて、港区、海部郡、輪中地帯、三重県などは
既に大災害になっていました。

父と母が、「矢田川が決壊したら困るなあ。」と話し合っていました。

「お父ちゃん、こわい!」と、泣いてしがみつく私に、
「命さえ助かれば、何としてでも生きていけるから!」と励ましてくれた父。

近年の観測史上で最大の台風であった、あの伊勢湾台風
愛知、三重、岐阜の3県で、死者5,000人以上を出した大災害。
あの日から、まもなく52年の歳月が経過しようとしています。

一緒にこわい思いを経験した父母も他界しました。

今、あの日の私たち親子と同じか、それ以上の怖い思いをしている人たちが
大勢いると思うと胸が痛みます。

被災地の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
被害が最小限にくいとめられ、一刻も早く平常が戻りますようにお祈りします。

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2011年04月08日

こんなときでも桜は咲いた

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ここしばらくの間、勉強と事務に根をつめて、閉じこもりがちでしたが、
久しぶりに昨日外を歩いたら、ここにも桜が咲いていました。

もっとも昨日からの強風続きで、あっという間に散ってしまいそうです。
だから、今がチャンスと写真におさめました。

外国人がとっとと国に帰ってしまって、見捨てられてしまったニッポン。
ここで一生暮らす覚悟の私たちにとっては、何が起ころうが、大切な祖国です。

美しくも苛酷な日本の自然環境と、最後まで運命を共にします。

植物たちもこの国を見捨てることなく、今年もまた可憐な姿を現しました。

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2010年02月04日

雪便りと子供のいじめ

2月1日の夕方から首都圏で降った雪、中学受験の皆さんに大きな影響は
なかったでしょうか?
今日明日も試験中のご家庭があるでしょう。 良い結果をお祈りします。

   

「謝っているじゃないの! それなのに何故いつまでも泣いているの!」
「私たちは友達になりたいからこそ、言っているのよ!」

2月2日(火)、雪の中のウォーキングでの一シーンです。

まずは、東京の雪景色の画像を2点。

下校時の子供達

snowkids
















そり滑りの子供達

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ふと、どこかから泣き声が聞こえてきました。
声のする方に行ってみると、男の子が鼻をたらして大泣きしていました。
6人くらいの子供に囲まれています。

心配になって近寄ると、周りの子たちが寄ってたかって男の子を
責めたてています。

「謝っているじゃないの! それなのに何故いつまでも泣いているの!」
「私たちは友達になりたいからこそ、言っているのよ!」

「もう5年生なんだから、少しは上級生らしくしたら!?」

「そうやって一生恨む気なんでしょう。だからイヤなのよー!」
「ほら、また大人の人が来たわ。これで7人目よ! 皆に迷惑かけていることが
解からないの?」

リーダー格の女の子が2人、それにつられて他の子達が、口々に言います。
男の子はますます大声を上げて泣きます。

私には事情が解からないのですが、どう見ても、気の弱い男の子が
気の強い女の子たちから、くどくどと責め立てられているようです。

私は、泣いている男の子の肩を抱いて、優しくトントンと叩きながら、
「何があったの?」と聞いたのですが、答えはなく、余計に泣くだけ。

鼻を拭いてあげようとティッシュを探していると、女の子たちから、
「ティッシュなら私たちも持っているから、いいです!」と断られ・・・・・。

結局、何の解決も得られず、・・・・・ それで、男の子に、
「今日はもうお家に帰る? そうしようか?」と聞くと、
男の子は、肩に置いた私の手を軽く振り払うと、相変わらず泣いたままで
歩き始めました。

仲裁に入っても何も出来ず、ただ自分の愚かさをさらけ出しただけで、
しばらくは男の子の横を、少し離れてついていきました。

雪遊びに興じる子供達の笑い声が遠ざかっていきます。

何だか私まで悲しくなって、涙が出てきてしまいました。

途中から自分の子供にCメールでそのことを知らせると、様子を聞かれたので、
しばらくそのことでやりとりした後、こんなメールが返ってきました。

「まあ、そうやって子供は強くなる。」

こんなメールを返してきた我が子も、保育園の2歳児クラスのときと、
小学校を転校したばかりの5年生のときに、少しだけいじめられました。
集団ではなく、ある特定の一人か二人からです。

その度におばあちゃんは「孫が可哀想だ!」と大騒ぎしましたが、
私は黙って静観し、じきに何ともなくなりました。

「まあ、そうやって子供は強くなる。」

そんなことを言えるのは、たとえほんの僅かでも自分自身が
いじめられた経験を乗り越えたからなのでしょうか。

泣いていたあの男の子は、昨日は元気で学校に行ったのでしょうか。
ちょっと気になっています。

(2月2日の歩数: 8,212歩)  
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2009年12月01日

行く秋の・・・

11月26日(木)の午後、気晴らしと健康を兼ねて、ウォーキングに行ってきました。

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ここ東京のはずれ、武蔵野台地と多摩丘陵が続く辺りでは、紅葉がまだまだ見頃です。

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並木道の紅葉がまばゆいこと!

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ああ、でも、下を見ると、・・・・・ 秋も終わりかあ!
大好きな秋! 私の季節!

ゆく秋の形見なるべきもみぢ葉も明日は時雨と降りやまがはん
(藤原兼宗・新古今集545)

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「食欲の秋だもの!」と胸を張って言うほど、この季節は、柿もみかんもサンマも
サツマイモも、何もかも美味しくて、そろそろ湯豆腐や鍋物も恋しくなる・・・。

そんな食い意地の張った私でも、ゆく秋には、ちょっぴりセンチメンタル。

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赤や橙もいいけれど、黄色の葉っぱもいいなあ!

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ああ、散歩って、楽しい! きれいな空気いっぱい吸って、頭がすっきり!

受験生は、「そんな暇はない!」と言うかもしれませんが、たまには勉強で疲れた
頭を休めて、散歩してください!爽快な気分になって、また勉強に戻ればいいのです。
きっと、能率が上がりますよ!

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紅葉を楽しんだ後は、林の中を快適なウォーキング!

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行く秋 ・・・
去年の今ごろは、センター対策よりも、まだ二次対策をやっていたなあ!
「そろそろセンター始めないと、まずいんじゃないの?」と親は気をもんでいた・・・。

もっと以前の今ごろは、中学受験の受験校決定の三者面談があったように思います。

ちょっと辛い冬を越えたなら、春はもうそこですよ!

お散歩の終着駅も、もうまもなくです!

(11月26日の歩数:12,657歩)

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2009年11月25日

収穫の秋 - 勤労感謝

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この写真、何だかわかるでしょうか?

11月22日(日)、仕事で明治神宮に参拝したときに撮った写真です。
翌日の勤労感謝の日の準備が行われていたのですね。

このお供え物は、この秋とれた新鮮な野菜をふんだんに積んだ宝船です。
他にも、各地から奉納されたお米や野菜が、拝殿前の回廊をぐるりと一周するように、
お供えしてありました。

物作りの感動、あるいは、技術革新ということを前に書いたことがあります。
通訳?~物作りの感動
技術革新

農作物も道具も、自分では何一つ作れない私にとって、ものを作り出せる
ということは驚異です。

11月23日は今では「勤労感謝の日」と呼ばれていますが、
もともとは、その秋の収穫をお祝いして、お百姓さんの労働に感謝する日で、
新嘗(にいなめ)祭と呼ばれるものでした。その日にちが11月23日に定められたのは、
明治以降のことだそうです。

今年、今上天皇が即位されて早くも20周年を迎えましたが、天皇即位後の
最初の新嘗祭を、特別に「大嘗(だいじょう)祭」と呼んで区別しています。
大嘗祭に関しては、8世紀初頭に編纂された『古事記』にも、天照大神の大嘗祭
に関する記述があるそうです。

食料があり余っているかのように、無駄使いをしている今日の私たちですが、
戦時中は、配給米だけではお腹がふくれず、おかゆの中味はほとんどがサツマイモ、
そこに大根や雑穀を混ぜて、ほんの僅かでも白米が入っていれば、その粒を数えて
食べていたほど白米が恋しかったという話を、母から何度も聞かされました。

戦争が終わっても、まだまだ食料事情は貧しかったのです。
ケーキだって、今のように、いつでもどこでも売っている時代ではなく、
一年に1回、クリスマスの時期にだけ製造されて売られているものでした。

他の地域に目を向ければ、今も多くの国が深刻な食糧問題をかかえています。

日本だって、日本人にとって必需品である大豆の自給率はわずか5%。
95%を輸入に頼っています。だいぶ前のことになりますが、冷夏でお米が取れず、
値段が急騰し、お米屋さんの前に長い行列が並び、中国やタイ、アメリカからの
輸入米にすがったこともあります。

古くは平安時代や江戸時代にも、天候異変による飢饉で多くの餓死者が出ています。

普段はこんなことを考えずに呑気に暮らして、食材を無駄使いしていますが、
1年に1回、こんな日だけでも、天の恵みと、お百姓さんの労働に対して、
感謝の気持ちを改めるきっかけにできたらと思います。

この世から、食べ物も道具もなくなったなら、私は何も生み出すことができず、
したがって1日も余分に生きることが出来ないのですから、死活問題です。

この危機感を、日々ほんの少しでもいいから、感じていたいと思います。  
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2009年11月20日

Xmasイルミネーション

まだ11月というのに、日本の街は、早々とクリスマスの装いです。

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JR 京都駅構内  巨大クリスマスツリー
2006年11月20日撮影

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多摩ニュータウン Xmasイルミネーション 2006年11月16日撮影


★ クリスマスの飾り付けに思う ★

早くから飾って、クリスマスが終わるとすぐに片付けます。それと同時に、
街の装いも人々の気分も180度変わって、お正月の準備に入ります。

ヨーロッパやアメリカでは、お正月を過ぎてもクリスマスツリーが飾ってあります。
(一番下に、写真あります!)
日本では、大晦日にはお寺の除夜の鐘を聞き、お正月には神社に初詣に行きます。
伝統の違いですね。

でも!!
わずか10日の間に、キリスト教、仏教、神道という3つの異なる宗教の
お祭りごとを渡り歩くのが、日本人の特徴です。


日本人は、その歴史を振り返ればわかる通り、
大陸や西欧と接触する度に、そのときどきの新しい文化を受容し、
自分の中に摂取し、それをより高め、洗練させていく能力に優れています。

起源のまるで異なるものが、互いに折り合いをつけ、矛盾を感じさせることなく、
渾然一体となって、人々の生活の中に溶け込み、脈々と受け継がれている。


日本のユニークさ、魅力は、そこにあると思います。

もっとも、日本のクリスマスは、ほとんどの人にとっては、
プレゼントを交換し、ケーキを食べ、綺麗な飾り付けを楽しむ機会。

小学校1年生のとき、父がクリスマスツリーの木を担いできて、
色とりどりの飾りや、キラキラ星や、白い綿の雪で、飾ってくれた ・・・。
そして、壁から壁へと部屋中に豆電球を張り巡らしてくれた ・・・。

その下で味わった、懐かしいクリスマスケーキ。
ちょっと固めのバタークリームで出来た薔薇のつぼみが行儀よく並んでいて、
その上に銀色の粒がまぶしてあって ・・・。

クリスチャンではないけれど、1年に1回限りの"ケーキ"という食べ物と、
綺麗なツリーと、交互に点滅する色とりどりの豆電球のある、ささやかな日に
夢を感じ、胸を躍らせたのは、私だけではないでしょう。


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ニューヨーク証券取引所前の
クリスマスツリー
2006年1月1日撮影

クリックで拡大表示できます。  
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2009年11月19日

里の秋

昨日、東京地方は爽やかなお天気に恵まれました。
ここ数日、家の中でくすぶっていたので、気分転換に散歩に出かけました。

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近くの農家には、柿がたわわに実っています。

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関東八十八ヶ所霊場 第六十四番 岩子山千手院の門前

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農家の庭先
菊、大好きです!

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行けども、行けども、一面、ススキの原

(11月18日の歩数:17,270歩)  
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2009年11月14日

美しい日本の秋-2

霜月(11月)の景色、第2弾。

061120_Hozu_RapidShooting1


京都 保津川下り


丹波亀岡から嵐山までの約16kmを

およそ2時間で下ります。



2006年11月20日撮影





061120_Hozu_RapidShooting












この年、保津川下りの紅葉はイマイチでした。
それでも、ところどころ、山の斜面をおおう紅葉が、渓流に姿を映し出しています。
あたり一面には、もう、ひんやりとした空気がただよっています。
2006年11月20日撮影


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帰りの飛行機から見えた富士山!

7(?)合目あたりまで雪化粧です。

それにしても、この裾野の広いこと!



2006年11月25日撮影





061125_MtFuji1


こうしてアップで見ると、
宝永山のこぶ、本当に邪魔だなあ。

1707年11月に始まり、
120キロ離れた江戸の地にまで
灰を積もらせた大噴火が
作ったものです。



2006年11月25日撮影
  
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2009年11月13日

美しい日本の秋-1

霜月(11月)の景色。
今年は見に行けないので、ちょっと前の写真を出してきて、懐かしんでみました。

061119_Koyasan












弘法大師空海の真言宗金剛峰寺がある、高野山(和歌山県)の秋
2006年11月19日撮影


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京都

嵯峨野の竹林


深まりゆく秋に


2006年11月20日撮影






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京都 嵐山

天龍寺の庭園


2006年11月20日撮影
  
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2009年11月04日

深まりゆく秋に

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昨日の朝、10時ちょうど、洗濯物を干しながら、自宅から見た富士山。

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昨日の夕方、16時37分、洗濯物を取り入れながら、自宅から見た富士山。

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昨日の夕方、16時50分

自宅より

サンシャインシティの方角に

まん丸い月をのぞむ。  
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2009年11月01日

母の旅は続く

昨日は、急きょ、お客様の希望により、行程に姫路城を追加しました。
みどりの窓口に行って新幹線の指定を変更したり、送迎の車の時間を変更したり、余分な仕事が増えましたが、臨機応変に、快く、速やかに対応したことが評価され、とても喜んでいただけました。

姫路城ではこの10月から平成の大修理が始まっています。来春の桜の季節が終わる頃、天守閣は完全に覆われてしまい、「白鷺城」の異名を持つ、その優雅な姿が当分の間、
見られなくなります。

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2週間前に来たばかりなのに、また、安芸の宮島に来てしまいました。

でも、今回は、夜20時4分の満潮を見るためです。

暗くなる前に到着して、厳島神社を見た後は、もみじ谷にある老舗の旅館で懐石料理をいただくことになっています。

天皇皇后両陛下や、皇太子時代の天皇、
昭和天皇、その他の皇族、海外の王室や
要人が宿泊された旅館です。


旅館の前では、もみじ谷の紅葉がぼちぼち
始まっていました。





091031_miyajima2













お客様全員が夕食に大満足した後、満潮の海に浮かぶ大鳥居を見に、海岸に戻りました。

携帯電話のカメラで撮っているので出来は良くないのですが、実際に見るその姿は
とても幻想的です。

大鳥居の両端に見える光は、海岸沿いに立つ灯篭の明かりです。

お客様から、
「一生、忘れることの出来ない光景! ここに来て、本当に良かった!」
と言われました。

すべての疲れを吹き飛ばしてくれる言葉です。
これがあるからこそ、また、飽きもせず、仕事を続けられるのだと思います。
  
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2009年04月09日

花祭り

昨日、4月8日は花祭り、お釈迦様のお誕生日でした。

ちょうどガイドで鎌倉に行ったので、あちこちでささやかな花祭りの様子を
見ることができました。

まずは北鎌倉で下車し、鎌倉五山第二位の円覚寺へお参りします。
北条時宗が無学祖元を招いて建てた臨済宗の禅寺です。

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仏堂にて

色とりどりの花でおおわれて
右手を上げてすっと立つ子供姿のお釈迦様の頭に
甘茶をかけます。

その後で、自分達も甘茶をいただきました。



境内を奥へ向かって進むと、やがて左手に国宝舎利殿という文字が見えてきます。
ただし公開されていないので、柵越しに建物の一部がわずか見えるだけです。


次なる目的地は鎌倉五山第一位の建長寺
蘭渓道隆が開山したと言われる禅寺で、鎌倉時代後期に寺の修復費用を作るため、
建長寺船と呼ばれる貿易船を元に送ったことで知られています。

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建長寺では、まず山門の手前で
桜が出迎えてくれました。



境内の一番奥の小高いところにある半増坊の展望台まで、息切れしながらも
一気に登ります。北鎌倉一帯の深い緑が一望のもとに見渡せ、
空が澄んでいれば富士山も見える場所です。


建長寺を後にして、道を下っていくと鶴岡八幡宮が現れます。
本堂と拝殿は鎌倉の目抜き通り若宮大路を見下ろす高台にあります。
若宮大路の突き当たりまで目をやると、そこには相模湾が広がり、
夏の間、海水浴場として賑わう由比ガ浜もすぐそこです。

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八幡宮の境内で、結婚式の行列に会いました。

大勢の参詣者や観光客からも祝福を受けながら、
しずしずと行列は進みます。


鳩サブレー応神天皇が八幡様になったと言われますが、
どこの八幡宮にもいる鳩は八幡様のお使いだそうです。

鎌倉名物の鳩サブレーを買うことも忘れません。
さくさくっとして、とっても美味しいのです!



若宮大路の真ん中を走る有名な段葛(だんかずら)は桜が満開で、
行き交う人々でいっぱいです。

若宮大路にあるおそば屋さん「峰」で昼食をとった後、
見るのも食べ歩くのも楽しい小町通りを通り抜けて、鎌倉駅から江ノ電で長谷へ。


長谷ではまず高徳院の大仏へお参りします。
境内裏手に与謝野晶子の歌が刻まれた碑があり、今風に言うと「ハンサムなお釈迦様」というようなことが書いてありますが、それは間違いです。

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このお寺は浄土宗で、
その本尊である大仏は阿弥陀仏なのです。


建立当時は建物があったそうですが、
中世に津波で壊れてから再建されていないため、
もう何百年もの間、日光や雨風にさらされて
このように野外に座っています。




大仏の後は長谷寺まで5分ほど歩きます。
長谷寺では弁天窟とお庭を見てから階段を上ると、中二階ほどのところに
水子地蔵がところ狭しと並んでいます。

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本堂はこのお寺の本尊である十一面観音菩薩を祭った観音堂。
楠の大木の片面に彫ったこの立像、言い伝えによれば、同じ楠のもう片方の面で
彫られた瓜二つの立像が奈良の長谷寺にあり、ここ長谷にある方のかたわれは
海上の安全を祈願して大坂の港から海に流されたのが、潮流に乗って近くの海岸に
流れ着いたとのことです。
日本一長身のこの観音様は、撮影禁止です。

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境内には右手を高く上げた子供姿のお釈迦様が
花に包まれて飾られており、作務衣を着た若い僧が

「今日はお釈迦様のお誕生日の花祭りですから、
甘茶をかけてあげてください。今日だけですよ。」

と、観光客にアピールしていました。




2日間の仕事から帰ると、最近届いたばかりの東進の教材が気になります。
とりあえず、地理Bと世界史B「現代史」を申し込んでありました。
年度が変わって新しい教科書を手にするときはいつでもわくわくします。

今週末は室内楽の集まりがあるので、今日と明日はバイオリンを練習しないと
いけないし、日曜日には息子のバイオリン演奏会を聞きにいくし、
月曜日には仕事で沖縄に飛ぶので、しばらくは勉強もお預けとなりそうです。
  
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2009年03月28日

飛騨路から北陸へ

ある日の行程(その1):

Hida

名古屋でお弁当を積み込み、飛騨号で高山に向かいます。





Obento

早速お弁当を開けて、その豪華さにびっくりして
記念写真を撮るお客様が続出!



喜んで和食を食べる人が揃った珍しいグループです。
これまでに食べた和食は、うどん、しゃぶしゃぶ、一泊二食付の旅館の食事。
この日、高山での夕食のメインは、飛騨牛の鍋と陶板焼きでした。


ある日の行程(その2):

貸切バスで世界遺産の白川郷に向かいます。
ちょうど雪が降っていて、お客様もMIKOも大喜びです。自由時間もあります。
吊橋から見る雪にけむる荘川は墨絵の世界でした。

Shirakawa
合掌造りの民家
ドイツの建築家ブルーノ・タウトが1930年代に白川郷を
訪れ、合掌造りを日本でも有数の建築と言っています。
ちなみにタウトが評価する他の建物は京都の桂離宮。
逆にタウトが酷評するのが日光東照宮です。


次の目的地は同じく世界遺産の五箇山です。
いつのまにか岐阜県から富山県に変わっていました。

Gokayama



五箇山の「和紙の里」で紙すきに挑戦する皆さん、
みな、慣れない手つきで一生懸命です。







和紙作りの後は、金沢へ。
武家屋敷野村家と兼六園を見学してから、
サンダーバードで大阪へ移動する忙しい一日でした。


つい数日前まで受験生の母であったことを忘れて
人が変わったように仕事に没頭するMIKOですが、、、

受験生の母でなくなったことが何だかさみしいです!

anonさんやクィーンさんやかわさんのように、
また受験生の母を経験してみたい・・・、
だいごの父ちゃんみたいにまた受験生の親になってみたい・・・。
  
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2009年03月19日

春うららか初仕事5

昨日、この春一番の仕事で都内観光に行ってきました。
実にお正月以来のことです。

2月は、例年ならばクルーズの仕事で、広島、長崎、沖縄などに飛ぶところですが、
昨年と今年は息子の受験があったため、2月はツアーを断っていたのです。
そうでなくとも、この仕事は季節業なので、春と秋以外はほとんど暇です。

昨日は明治神宮、都庁展望台、浅草寺、皇居といったありきたりのコースで、
私にとっては正直なところ面白味も何もないのですが、初めてのお客様のために、
限られた時間の中で心を込めてご案内しました。

皇居前でバスを帰して自由解散にした後、ひとり東京駅に向かう途中、
新丸の内ビルの横の歩道にチューリップの花壇を見つけました。
赤、白、黄色、ローズ、ピンクと目の覚めるような鮮やかな光景で、
花壇を前景に写真におさまる中高年のご夫人連れや母娘の姿が見られました。

ピンクのチューリップを携帯でパチッと撮ってみたのでアップします。
春うららかな都心の午後でした。

pink tulip
  
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