2009年12月19日

荷物のこわさ(4)

Koffer


荷物のこわさに関連して、
もうひとつの経験を思い出しました。

今回も、こわさというよりは、
大変さの思い出です。



やはり、大昔、子供が生まれる前のことですが、
来日オーケストラの随行をしたときの話です。

東北は青森県の弘前から、南西は島根県の松江まで、
全国を股にかけたツアーでした。

このうち、秋田から仙台に移動する日がありました。

Sir ネヴィル・マリナー指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団

concert












オーケストラの演奏会は平日の場合、大抵、夜公演です。
コンサート終了後、団員たちが着替えや後片付けを済ませて
ホテルの部屋に戻るのは夜の23時ごろです。

翌日の移動スケジュールによりますが、
荷物(スーツケース)を夜のうちにトラックで送り出さないと、
翌日、団員が次のホテルにチェックインするときまでに
荷物が間に合わないことがあります。

そんな日には、彼らはスーツケースを詰め直して
夜中の24時ごろまでに部屋のドア外に出します。
それをポーターさんが集めてロビーに並べます。

フルサイズのオケでは、
演奏者、舞台スタッフ、幹部など、総勢90〜100名なので、
限られた人数のポーターさんが数基のエレベーターを使って
荷を降ろすのに1時間以上はかかります。

つまり、全部の荷物がロビーに並ぶころには、
夜中の1時を軽く過ぎているわけです。

それを待ち受けて、私は荷物の数を数えます。
ルーミングリストと照合して、各部屋の個数も記録します。

これ自体は日常茶飯事の業務で、深夜であることを除けば
取り立てて書くほどのことではありません。

Koffer2









その日の問題は別のところにありました。
それは、翌日のホテルが2つに分かれることです。

つまり、誰がAホテル、誰がBホテルに泊まるかという
目印の赤や黄色のリボンを付けないといけないのです。

これらの作業が終わるのが夜中の2時過ぎです。
それから、玄関前に待たせてあった
スーツケース輸送専門のトラックに積み込みます。

トラックの運転手さんは慣れているし、
仕事がきちんとしているので、何の心配もいりませんが、
それでも、全部積み終わるまで立ち合います。

そしてトラックを見送ると、夜中の2時半。
ようやく自分の部屋に帰って寝られます。

私が寝ている間にトラックは夜間の高速を走ります。

翌日、団員たちが部屋に入ったときには、
そこに正しい荷物がなくてはいけません。

1個でも別のホテルに行ってしまったり、
違う人の荷物がそこあったりしたらいけないのです。

翌日も、仙台でコンサートです。

rehearsal_s














休む間もなくホールに向かい、公演の準備に追われるので
荷物のフォローをしている余裕はないのです。
(指揮者 Sir ネヴィル・マリナー氏との打ち合わせに立ち会う)

パーティ会場にて
ピアニストのクリスティアン・ツァハリアス氏(左)、
指揮者の Sir ネヴィル・マリナー氏(右)と一緒に

party_nm_s













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≪母、仕事 ⇒ 通訳ガイド・海外添乗 ⇒ 荷物のこわさ 過去の記事≫
荷物のこわさ(1)- 大阪天保山であやうくMIKOの荷物が上海に?!
荷物のこわさ(2)- ニュルンベルクでの失敗、ロマンチック街道で取り戻す!
荷物のこわさ(3)- ウィーンでのコンサート初日、実現なるか?!

  
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2009年11月09日

異文化 − 日本の誇り

異文化交流により気づかされる日本の印象には、実は圧倒的にプラスのものが多いのです。今日は、その例を、いくつか思い出してみます。

★ トイレ(シャワー)

日本では一般家庭でもごく日常的になっている、トイレのシャワー!
これが、ヨーロッパにはないというのですね。

皆さん、本当にびっくりされて、このことが頻繁に話題に上るので、
私は、冗談交じりで、使い方の講義を!

まず、大きく分けて、前と後ろ用のシャワーがあって、中には、同じボタンを2度押すと
ムーブするのもあって、それから、もちろん温水だし、便座暖房もあって、機種により、
更には、ドライヤー機能まであるのだ!

すると、これが毎回、受けるのです! みんなで大笑い!

「さすがにこんなものは見たことがない。日本だけだ!自分も買っていきたいが、
いくらするのか?」

★ トイレ(水洗)

これも、大笑いに発展することがあります。

あるトイレでは、水槽(タンク)の右上のレバーを前か後ろに押す。
あるトイレでは、左の真ん中あたりにあるレバーを手で強く押す。

壁型タイプのものでは、ボタンを押す、または、手をかざす。
新幹線には、足ペダルを踏むタイプも一部残っています。
更に、最近では、何もしなくても、勝手に水が流れ出すものもあります。

先日は、どこを見回しても、レバーもボタンも壁の手かざしも見つからず、
さんざん首をひねって、かなり長いこと、秘密を探し回りました(汗)

このように、日本のトイレ事情は実に多様性に富んでいるので、
先日、ウィーンからいらした歯科の女医さん!

「毎日、トイレが変わる度に、Herausforderung(挑戦、チャレンジ)だわ!! 」

★ 新幹線の検札や車内販売の後

仕事柄よく新幹線に乗るのですが、我々日本人が普段は気にも留めないことを、
指摘されたことが何度もあります。

それは、車掌さんの検札の後や、車内販売のワゴンが通り過ぎた後に、
注目しているとわかります。

皆さん、その号車を去るときに、必ずドアのところでお客様の方に体の向きを直して、
深々とお辞儀をされるのです。

これが、西洋には絶対にない。 だから、たいそう驚き、感心されるのです。

私はこう説明します。
就職の面接会場でも、上司の部屋でも、あるいは顧客を訪問したときでも、
日本人は、相手にお尻を向けたまま部屋を去るのを好まず、ドアのところで、必ず
向きを正して、一礼をしてから去るのだと!それが究極の礼儀作法なのだと!

★ 乗務員さんの白い手袋

日本では、ハイヤーだけでなく、観光バスでも、乗務員さんに白手袋の着用を
ユニフォーム化している会社が多くあります。

これが、また、ヨーロッパの方が大変めずらしがることのひとつです。

プロ意識の現われ、礼儀正しさ、安心として、とても好感を持たれるのです。

★ バスガイドさん

大型の観光バスには、バスガイドさんが就いていることがあります。
実際には、私たちがガイドをするので、バスガイドさんには1日座っていていただいて
いいのですが、これが、また、不思議がられるのです。

あの人は何する人ぞ?? と。

そこで、バスガイドさんは、日本人のお客様が乗られたときに案内をするのですよ。
歌も歌うし、乗務員さんを補佐して、バックのときに「オーライ!オーライ!」も言います。

これが受けるのですが、そんな説明だけでは淋しいので、
私は、バスガイドさんが同乗される場合は、仕事のいくつかを助けていただくことに
しています。

車内のお客様の人数を、私と一緒に、ダブルチェック。
また、クルーズ客など、お客様が乗車口でヴァウチャーを渡される場合には、
合計枚数を数えるのを助けていただくこともあります。

他にも、車椅子のお客様がいらしたら、そちらのフォローをバスガイドさんにお願いして、
自分は本体に専念します。

こうして、乗務員さん、バスガイドさん、私の3名のチームで、お世話をすることが、
日本独特のサービス精神として、驚かれ、評価されるのです。

★ 街にゴミひとつ落ちていない!!

これも、ほぼ毎回のように指摘されることです。

都会の繁華街でも、工業地帯のど真ん中でも、郊外に忽然と現れる工業団地でも、
どこにもゴミが落ちていない。落書きもない。街中が、清潔そのもの。

なぜ日本はこんなに清潔なのか? シンガポールのように罰金制度があるのか?
などと、聞かれます。

でも、二昔前、いえ、三昔前(こんな表現ある?)の日本は、どこも汚かったのです。
「旅は恥のかき捨て」
という言葉まであって、知らない人だらけの旅先なら、何をしても平気とばかりに、
ゴミは捨て放題! 行楽地は、山も海も川も、ゴミで汚れていたのでした。

環境ということに世界が、日本が目覚めたのは、そう遠い昔のことではありません。
その時流の中で、かつて世界的なスキャンダルとなった4大公害病を生んだ日本が、
環境保全と汚名返上のために払った努力と費用は莫大なものだったと想像します。

そして、気がつけば、今日、国家や企業の環境対策はもとより、
一般市民の環境に対する意識においても、日本は世界の中でも群を抜いた存在と
なったのです。

一人ひとりの日本人は、前に踏み出す勇気がなくても、持ち前の集団心理が
うまく機能すると、このように、世界が目をみはるようなことも可能になるのです。


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2009年11月01日

母の旅は続く

昨日は、急きょ、お客様の希望により、行程に姫路城を追加しました。
みどりの窓口に行って新幹線の指定を変更したり、送迎の車の時間を変更したり、余分な仕事が増えましたが、臨機応変に、快く、速やかに対応したことが評価され、とても喜んでいただけました。

姫路城ではこの10月から平成の大修理が始まっています。来春の桜の季節が終わる頃、天守閣は完全に覆われてしまい、「白鷺城」の異名を持つ、その優雅な姿が当分の間、
見られなくなります。

091031_himeji














091031_momijidani

2週間前に来たばかりなのに、また、安芸の宮島に来てしまいました。

でも、今回は、夜20時4分の満潮を見るためです。

暗くなる前に到着して、厳島神社を見た後は、もみじ谷にある老舗の旅館で懐石料理をいただくことになっています。

天皇皇后両陛下や、皇太子時代の天皇、
昭和天皇、その他の皇族、海外の王室や
要人が宿泊された旅館です。


旅館の前では、もみじ谷の紅葉がぼちぼち
始まっていました。





091031_miyajima2













お客様全員が夕食に大満足した後、満潮の海に浮かぶ大鳥居を見に、海岸に戻りました。

携帯電話のカメラで撮っているので出来は良くないのですが、実際に見るその姿は
とても幻想的です。

大鳥居の両端に見える光は、海岸沿いに立つ灯篭の明かりです。

お客様から、
「一生、忘れることの出来ない光景! ここに来て、本当に良かった!」
と言われました。

すべての疲れを吹き飛ばしてくれる言葉です。
これがあるからこそ、また、飽きもせず、仕事を続けられるのだと思います。


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2009年10月31日

母は仕事、子は?

元受験生の母は、今年も秋の行楽シーズンに、あちこちの名所をガイドして回っています。

先日、箱根の日本旅館での夕食のひととき。
皆さん、浴衣姿で、大喜びで和食を食べていました。

旅館の夕食













奈良の東大寺大仏殿の前では、何と、偶然にも、10月8日に東京でガイドをした高校生の一行に、再会しました!!

お互いに姿を見つけた瞬間、感激のあまり「きゃー!!」と叫んで、ほとんど抱き合いそうになりました。

高校生たちは、日本での長いホームステイを終えたところで、関西を見学した後、帰国するそうです。

奈良で再会













今回お世話をしているお客様たちとの京都での夕食には、芸者さんと舞妓さんの舞と音楽が入りました。
「祇園小唄」を始めとする伝統芸に、皆さん、感動してカメラを向けていました。

091030_geisha2













去年の今ごろは、受験を控えてそろそろ焦り始めていた我が子も、今年の10月はいったい何をしているのやら?

母が留守の間も、メールひとつ寄こしません。
便りがないのは無事元気に暮らしている証拠でしょうか。

去年は、旅先でも、子供が寝坊しないように、遅刻しないように、学校に行ったかどうかを確認するために、何度も何度も携帯メールを送っていた母ですが、今回の旅行では、まだ1回メールしただけです。

随分と楽になりましたが、ちょっと淋しいかな?
ああ、でも、子離れ、子離れ!!

無理矢理、そう、自分に言い聞かせます。

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2009年10月27日

子の受験と母の仕事

日光東照宮の紅葉

例年なら、9月から10月の紅葉の時期にかけて最低でも3回は足を運ぶ日光に、諸般の事情が重なった今年の秋は、今日初めて行ってきました。


東照宮に続く、広く長い参道沿いでは、紅葉が最高潮を迎えていました。


東照宮と輪王寺を拝観した後は、お決まりのコースである「いろは坂」を登ります。

いろは坂の紅葉は残念ながら、ほとんど終わっていました。一昨日から続いた雨が、葉の多くを落としてしまったようです。






男体山と中禅寺湖












いろは坂を経て、中禅寺湖に着くと、やや強い風で湖面が激しくざわめいていました。
中禅寺湖より望む山は、男体山(2,484メートル)です。
山頂に雪がかぶるのも、もうまもなくでしょう。

華厳の滝で


中禅寺湖の後は、華厳の滝です。
今日は、エレベーターを利用して、
滝壺の観曝台まで下りていきました。


写真は、一緒に旅をしている皆さんで、
オーストリアのウィーンから参加されました。


結婚20周年記念のご夫婦が3組と、
25周年記念のご夫婦1組とそのお嬢さんです。


皆さん、昔から家族ぐるみで
大の仲良しなのだそうです。





このような旅を、私は、去年も、一昨年も、一昨々年も、毎春、毎秋ごとにやっていました。旅は日帰りのものから、長いものでは10日ほどに及びます。

10月は、例年、ほとんど一日も休みなく働いていたように思います。

子供が高1のときに、この仕事に本格的に復帰したので、高1、高2、高3、浪人と、ほとんど母親は家を留守にしていたことになります。

高1の子供を、初めて一人きりで留守番させたとき、奈良の大仏の前にいた私の携帯がブルブルッと震動しました。電話に出ると、「どうしよう、寝坊しちゃった。もう今さら学校に行けない。」と、子供の声。

午前10時頃でしたが、遠い奈良から、母は心を鬼にして、「行きなさい!今からでも学校に行きなさい!」と、命令したのでした。

高3と浪人の春秋は、仕事が特に過密状態だったので、子供はほとんど一人暮らしをしていたと言っても過言ではありません。

食事は、外食とお弁当とパンやおにぎりでつないでいたようです。

無事に大学生になった今は、親がいなくても、まるで構わないといった様子ですが、受験期には、随分と大変な思いをさせたものです。

しかし、自分の性格からすると、家にべったり張り付いていたなら、きっと、うるさく子供に干渉したに違いないので、仕事のおかげで、期せずして子供の自立を促すことになったのは、結果的には良かったのかもしれません。


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2009年09月30日

荷物のこわさ(1)

090929_1816~01_luggagetransport













これは一体何の光景でしょう。

横浜港大桟橋での荷物(スーツケース)積込み風景です。
その日、成田空港に到着した35名の団体を出迎えて、横浜港大桟橋に停泊中の豪華クルーズ船まで連れていきました。
人間は貸切バスで、スーツケース48個は貸切の2トントラックで運びます。

バスよりも、やや遅れてトラックが大桟橋に到着しました。
大勢の若い作業員が、「待ってました!」とばかりに、一斉にトラック(右)から荷物を積み下ろし、流れ作業で、船(左)側に渡します。

これら一連の作業が滞りなく終わるのを見届けて、私の仕事は終わりました。

これで、万一、荷物を一個、成田に忘れてきたとか、個数を数え間違えていたとかいうトラブルがあったら、後始末のために、ずっと桟橋に居残ることになったことでしょう。

その日は、前夜から体調が悪く、当日も寒気や冷や汗が出て、頭が割れそうで、吐き気のする中、友人の勧めにより、熱いお湯や水分を十分に取って、ちゃんと薬を飲んでから、成田に出かけたのでした。

無事、何の問題も起こらず、多少のチップもいただいて、大桟橋を歩いて戻る途中、右手に見えた、「みなとみらい」の夜景が綺麗でした。

090929_1823~01_minatomirai













旅行業界で働いていると、荷物は常に気をつかうところです。

去年、大阪港の天保山でこんなことがありました!

その日は、とてもフレンドリーなアメリカ人のご夫妻と、東京から大阪まで観光をやりながら、新幹線で移動してきたのです。そして、新大阪に待たせてあったハイヤーに乗って、天保山に到着しました。

このご夫妻は、大阪港より、豪華クルーズ船に乗船することになっていたのです。

ハイヤーが天保山に到着するやいなや、船側のポーターが一斉に出てきて、またたく間に、ハイヤーにあった荷物を積み下ろし、コンベヤーベルトで船に流します。

私は、ご夫婦と話していて、荷物が流される瞬間を見ていませんでした。

Kaplan2008
無事、仕事が終わり、ご夫婦から、100ドルものチップと、前日に三越で買われたクッキーの詰め合わせと、果物ゼリーの詰め合わせのプレゼントをいただき、喜び勇んで、お別れの記念写真に収まりました。

そして、抱き合って別れを惜しみ、ご夫婦が船の中に消えていって見えなくなるまで見送った後、私は、埠頭を背にして、地下鉄駅へと歩き始めたのでした。

しばらく歩いた後、両手はいただいたプレゼントの紙袋でいっぱい、そして、仕事のショルダーバッグもあります。ところが、何かが不足しています。


あれ?っと思ったところが、何と、自分の旅行カバンまでが、どうやら、ハイヤーから船へと積み込まれていたようなのです!

これには慌てました。
船が大阪港を出航するのは、もうまもなくです。行き先は、上海です!

ああ、私の、旅行カバン!!
上海まで行っちゃう!! どうしよう!!

大パニックして、船側のスタッフに事情を話しました。
すると、中に入って、自分の荷物を探すには、パスポートが必要と言われます。

というのも、クルーズ船の中は、既に、国外だからです。

本来はパスポートを見せて、手続しなければいけないところ、特例として、写真入りのガイド免許証を見せて、入れてもらいました。

そして、船内で、ポーターたち(皆、東南アジア系の人々です)に向かって、「私の荷物!私の荷物!」と叫びながら、荷物の色や形を説明して、探してもらいました。

アジアの人たちは、陽気で気さくです。

"Ok, ok, don't worry!" と、呑気な口調で言うのですが、実際にはとても親切に対応してくれます。

途中で、「中にパソコンが入っていないか?」と聞かれ、「その通り!」と答えると、X線を通した際に、パソコンの影が映った荷物があって、安全のため、別の場所に保管してあるとのことです。

こうして、私が無事、自分の荷物と対面し、船を降り、不思議な感動に包まれて、新幹線を目指していた、その頃、船も、何ごともなかったように、上海へ向けて洋上を滑り出していたことでしょう。

荷物のこわさについては、まだ色々なことがあるのです。
でも、またの機会に回します。

  

大学生の子供は、いよいよ新学期が始まるので、定期券を買ってきました。
今日も、後期の履修登録科目の取り方を考えているようです。

そういうことに慣れていないこの春は、随分と不都合な時間割にしてしまって、
時間を有効に活かせない、無駄な空白時間ばかりが目だっていたのです。

必修専門科目、教養科目、選択科目を、まんべんなく、うまく網羅して、なおかつ
自分の自由に使える時間も確保するには、かなり工夫が必要で、運もあるようです。

でも、去年の今ごろのストレスを思えば、今の苦労なんて大したことはないでしょう。
と、他人事のように、無責任なことを言う、冷たい母親です。

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2009年09月26日

テニス選手と大相撲

キャンセルが相次ぎ、開店休業も同然だった9月のガイドも、今日は珍しく大相撲を観戦するという仕事が入りました。

亡くなった父が相撲ファンで、九州場所を除くほとんどの場所に通い詰めていた関係で、私も子供の頃は頻繁に相撲を見ていました。猛暑の中、名古屋場所にも何度か足を運んだことがあります。

手に汗を握って、千秋楽や優勝決定戦を見守った懐かしい思い出が残るのは、大鵬と柏戸が活躍した、いわゆる「柏鵬」時代です。

その後、北の湖や朝潮たちを夢中で応援した時期があったのですが、いつの間にか、気がつくと、完全に相撲から遠ざかっていました。今では、力士の名前も横綱くらいしか知らず、他は顔も名前もさっぱり区別がつきません。

しかし、昔取った杵柄! 相撲に関する基本的な知識は、まだそう衰えてはいません。
それに、3年前にも仕事で両国の5月場所を見ているので、幸いにも場内見取図を始めとする資料が揃っていました。

そこで、にわかに復習をして、ドキドキとワクワクが半々の気持ちで、今日は出かけていきました。

今日、大相撲にご一緒させていただいたのは、現在、東京の有明コロシアムで開催中の、東レ・パンパシフィックテニス(女子テニス)に出場中の選手2名と、そのご家族、および、女子テニス協会のマネージャー女史、そして、東レの広報担当者と、テニス・カメラマンの佐藤さんです。

小型バスで国技館に向かう途中、大相撲の概要を説明しました。
初めてこれを見る外国人にとっては、何もかもが珍しくて、解からないことだらけなので、ある程度の事前学習が不可欠なのです。

例えば、まげ、まわし、しきり、土俵、番付、行司、呼び出し、のぼり、etc.

そしてまた、取り組み自体は通常とても短いのに、その前の準備が長いこと!
その間、塩を振りまいたり、しこを踏んだり、対戦相手とにらみあったり、いったい何をして
いるの?という疑問がわくのは当然です。

また、今日の最後の横綱の取り組みのように、重要な取り組みには、懸賞金ののぼりが
沢山土俵を回ります。

そこで、そういったことを、予め、大雑把でも説明しておくのです。

今日は、実際に観戦が始まってからも、次々に質問がありましたが、それらに何とか答えながらも、二人の横綱の勝敗だけは、しっかりと見守りました。ことによっては今日、優勝が決まる可能性もあったのですが、結局は、明日の千秋楽に持ち越しとなりました。

さて、終了後、西の支度部屋で、テニス選手が朝青龍に対面して記念写真を撮るという予定が入っていたので、関取がお風呂を浴びて、着替えをするのを待って、報道カメラマンたちに視野を遮られる中、何とか、携帯でワンショット撮ることに成功しました。

090926_1816_Asashoryu1
写真(左より)

横綱 朝青龍

2009年 全米オープン準優勝
デンマークのウォズニアッキ選手(19才)

カナダのウォズニアク選手(22才)




たまたま、この二人の選手の苗字はとても良く似ているのですが、まったくの別人です。
そして、特に、デンマークのウォズニアッキ選手は、テニスを知る人なら、知らない人はいないほどの有名な選手のようです。私はテニスと縁がないので、まったく知りませんでした。

家に帰ってから息子に今日あったことを伝えると、叱られました。
「何故、サインを貰ってこなかったのか〜〜?!」と!
息子はスポーツ大好き人間なのです。

でも、私は、かえって良かったと思っています。
なまじっかスポーツ好きだと、仕事を忘れて夢中になり、顰蹙をかうことになるからです。
私たちの仕事は、あるときには(特に主催者さんの面前では)、徹底した陰の存在として、
一歩か二歩、下がって、接することが大事だからです。

ところで、テニスのことを何も知らない私でも名前くらいは知っている、杉山愛選手が、今季限りで現役引退を表明し、この東レの大会がラストマッチになるという記事をネットで見ました。

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2009年07月23日

皆既日食と、チップの話

今週、鹿児島に飛んだのが、皆既日食を見るためチャータークルーズの
ためだったということは、既に書きました。

22日の前日に、船は鹿児島港を離岸して、洋上に向かったので、
私は、皆既日食の観測そのものには一切関わっていません。

そこで、間接的に巻き込まれてしまった現場での話題を二つと、チップの話。

  

私が受け持った24号車のお客様の人数は43名です。
この中の一人の男性が、いきなり、「カメラ屋に行きたい。」と言い出しました。

私は、「突然言われても、限られた時間内の団体行動中に、別行動を手配するのは
難しい。数日後に京都駅前のビックカメラに行ったらどうですか?」と提案。

すると、「皆既日食を撮影するためなので、京都では遅すぎる。特殊なレンズが
必要なので、品揃えの良い店を紹介してほしい。円の現金も所有していないので、
カードで乗れるタクシーを呼んで欲しい。」と言います。

ガイドの仕事は、バスの中では、マイクを持って話し続け、バスを降りたら、
その場所の案内をしなければいけないので、このような特殊な個人の希望を
いちいち聞いて、調べてさしあげる時間がないのです。

前日に聞いていたなら、インターネットでリサーチできるのですが、
いきなり言われても、その場では調べることができません。

こんなときに、頼りになるのが、バスのドライバーさんです。

先日の、ディズニーVIPのときも、いきなり、
「ミズノで、左利き用のキャッチャー・ミットが欲しい。」と言われたので、
取り合えず、NTTでミズノの番号を複数入手し、ドライバーさんに相談しました。

すると、私が、お客様を案内してどこかに行っている間に、
正確な場所と、ルート的に立ち寄るのが便利なのはどの店舗かということまで、
ちゃんと調べ上げてくださっていました。

今回の鹿児島でも、バスのドライバーさんに泣きついたら、
その日の行程ルートと、港との位置関係から、限られた時間内でタクシーで
駆けつけることができるお店は、ヤマダ電機との情報をくださいました。

そこで、お客様夫婦を、ゆうちょ銀行のATMまで急いで連れていき、
ATM画面の操作案内を"ENGLISH"に変更させ、クレジットカードで円の現金を
引き下ろす方法を教え、取り合えず、タクシー代の問題を解決させました。

それから、行き先の店の名前と、戻るべき港の名前を、日本語と英語で書いてあげ、
それを頼りに、タクシーで行きなさいと、送り出しました。

後で、戻ってきた夫婦、うかない顔つき。
開口一番、「欲しいレンズがなかった。レンズの品揃えが少な過ぎた。
鹿児島ほどの町なら、ちゃんとしたカメラの専門店があっても良いはず!」

もう、私は、開いた口がふさがりませんでした。
ドライバーさんもしかりです。

皆既日食のために、はるばるやって来るなら、なぜ、出発前にアメリカで、
レンズの準備をしてこないのか! その神経が私には信じられませんでした。

こういう人が、たまにいるものです。
そして、こういう人に限って、チップもくれないのです!

  

もうひとつの話。
こちらは、うまく行ったのではないかと思います。

お別れする間際に、「皆既日食のポスターが欲しいが、探すことができないから、
何とか入手して、送って欲しい。」と言うのです。

これも、本当は困る話です。
私だって、普通ならば、すぐに別の町に移動してしまうので、
ポスターを探し歩く余裕などないのです。

今回は、例外的に時間があったので、みおさんに相談してみました。
そして、ドルフィンポートで開催中の「日食館」に連れていってもらいました。

そこで、ポスターを販売していました。
お客様が思い描いていたポスターかどうかは解かりませんが、
見たところ、オフィシャルっぽいポスターです。

これは運が良かったと喜び、お客様に郵送する分と、子供にプレゼントする分の、
合計2枚を購入しました。
子供は、理科は不得意ですが、天文と地学だけは好きなのです。

筒状になったポスターを、どうやってアメリカまで送るかという悩みはありますが、
とにかく、良かった。

ポスター代、400円。送料、?円?
そのお客様は、チップを1,000円くださったので、足りるかな?

  

チップは、大事な収入源です。
しかも、申告の必要がない非課税収入です!
最近は、諸事情により、もらえる額が減りました。

昔の良き時代には、スイスのファミリー5人を8日間案内して、
成田で別れるときに手渡された封筒を、家に帰って開けてみたら、
10万円が入っていました!!
これには、びっくり仰天しました。

スイスの銀行の頭取である、この一家のお父さん。
玉ねぎのような頭をしていて、成人した3人の子供たちから、
「玉ねぎ頭のパピ(Zwiebelkopf-Papi)」と親しまれていました。

私の子供の誕生を報告したときには、
玉ねぎ頭パピとマミーから、500米ドルの小切手が送られてきました。

同じく、20数年前に案内したドイツの夫婦も、帰国後、
チューリッヒ行きの航空券を送ってきました。
夏休みに、夫婦のスイスの別荘に遊びに来なさい、というわけです。
もちろん、行ってきました!

また、別のドイツの夫婦からも、ハンブルグ行きの航空券が送られてきて、
2週間ほど、そのご家庭にホームステイさせていただいたことがあります。

以前にドイツのテレビ番組出演の話が舞い込んで、テレビ局から航空券が
送られてきたことも含めて、こんな仕事をしていると、不思議な体験があるものです。

でも、こんなにすごい醍醐味を感じられるチャンスは、最近ではなくなりました。

仕事が減っていることに加えて、以前のように富裕層のお客様ばかりではなく、
格安のパッケージツアーに乗ってくる皆さんが増えてきたのです。

それに、日本企業のインセンティブ(報奨旅行)も、不況時には激減します。
海外の優良顧客を招いて、贅沢三昧にもてなしている場合ではないからです。
企業が存続をかけて、苦しい時期を乗り切ろうと必死になっているとき、
私たちの仕事も、キャンセルの嵐で、死活問題に直面しているのです。

そんな中で、わずか一枚の米1ドル紙幣を握り締めて、
「ありがとう!」と言って、手渡してくださるお客さんもいます。
「こちらこそ、ありがとう!お元気でね!」と心からお礼を言います。

「たった、1ドル! しかも、よれよれの紙幣!」と、
お客さんの姿が見えなくなったところで、嘲るように話す仲間もいます。

でも、私が感動したのは、この道の大先輩、大御所のSさんの言葉です。

「一生懸命に節約して、やっとの思いで日本まで旅行に来て、
大切な1ドルを、精一杯の気持ちで差し出してくださるお客様がいることは、
本当に喜ばないとね。その人たちのお陰で、私たちも仕事があるのだから。」

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2009年07月21日

ブログ友達との再会

またまた更新が滞っていました。
でも、やっと、ようやく、明日が見えてきたのです。色々な意味で・・・。

一昨日から、仕事で鹿児島に来ています。まさかのことです。

五月祭で、ブログ友達のみおさんにお会いしたとき、
「いつか、仕事で鹿児島に来ることがあれば、是非、連絡くださいね。」
と言われ、「まず、おそらく、そんな機会はないと思う。」とお答えしたのですが、

振ってわいてきたように、その日がやってきたのです!

ふたを開けてみると、それは、皆既日食を見るためのクルーズ船のお仕事でした。
イタリアの船を、アメリカ人1200名用にチャーターしたものです。

もっとも、私のやることは、皆既日食とは何ら関係なく、
いつものように、港で出迎えて、台数口で一斉に観光に出かけるものでした。

私のバスには、43名のお客様が乗り、子供の姿も5〜6人ありました。

babies













桜島で、溶岩展望コースを歩きました。
火山と、鹿児島(錦江)湾と、向こうに横たわる大隈半島の360度のパノラマに、
アメリカ人たちは、口々に、「素晴らしい!」を連発していました。

090719_sakurajima













夜、みおさんがホテルまでお迎えに来てくれました。
何と、ご挨拶までにということで、みおさんのご主人も車でいらしていたのです!
とっても素敵なご主人。みおさんとお似合いのカップルです

ご主人はすぐに帰られ、みおさんとの50日ぶりの飲み会が始まりました。
「しゃぶしゃぶコース」に感激し、を傾け、積もり積もる話をするうち、
あっという間に、10時半になってしまいました。

miko_mio












その後、みおさんからサプライズ提案!!
観覧車に乗って、高いところから、鹿児島市の夜景を楽しみました。

今日もまた、一緒に、維新ふるさと館などを見て回ります!


elite_satsuma
ところで、この写真は、
到着した日に中央駅前で撮ったもの。
幕末に薩摩から英国に渡った
留学生たちの像です。

そう言えば、今回のお仕事では、
生麦事件、薩英戦争、英国との接近、
維新の経緯までを話すつもりで、
メモを作っていたのですが、時間切れで、
尻切れトンボになってしまいました。

それでも、ペリーの黒船、
日米和親、修好通商条約あたりまでは
話せて、お客様はアメリカ人なので、
喜んでいました。

今日は家に戻ると会社の仕事が
待ち構えていて、それを終えると、
決算のため、出納帳の入力です。

次に旅に出るのは、9月です。


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Posted by MIKO at Comments(6)

2009年07月12日

その後の日常とブログ

まる一週間以上も更新が滞ってしまいました。

文字通り、死にそうに忙しい、大変な一週間だったのです。
あの混雑する都心を通り抜けて、反対側のディズニーシーまで通う毎日が
どれだけ辛かったことか!

おまけに、二日目は中央線の遅れに巻き込まれて、電車が一向に動かず、
十分に余裕をもって出かけたにもかかわらず、集合時間ぎりぎりに飛び込むという
きわどさと、ストレス。

それだけでなく、お世話する相手が、ウォルト・ディズニーと一緒に
ディズニーランドを作った創立メンバー、つまり、超VIPのご一家なのです。

このご一家を、細心の注意をもっておもてなしすることは当然のことですが、
取り巻きの方々やエージェントに気を遣うことも、通常の比ではありません。

かくして、毎朝、ディズニーシーまで通いながら、一度も中に入ることはなく、
東京や富士山や箱根の観光をするという日々を過ごしました。

ロボットが見たい、文具が見たい、和紙は、フィギュアは、アニメは、
人力車に乗りたい、歌舞伎が見たい、mizunoのキャッチャー・ミットが欲しい、etc.

東京では、盛り沢山のリクエストに応えて、通常のツアーとは大幅に異なる
カスタムメイドの行程で、都内を駆けずり回り、精魂尽き果てました。

皆さん、良い方ばかり、子供たちも良い子だったのが、唯一の救いでした。

  

ブログからしばらく遠ざかってしまった、もうひとつの理由は、
ブログ上でのある大切なお友達が、ブログを辞められたことです。
これは、大変なショックでした。

また、それと前後して、同じく親しくお付合いさせていただいている、
別の大切なブログのお友達も、更新のペースを落とされ、
最近、ブログの限界について切実な思いを綴っていらっしゃるのを見て、
一気に、体中の力が抜けてしまいました。

仕事、仕事で、物理的に忙しかったことも事実ですが、
このブログ関係のショックから立ち直るのにも、時間が必要でした。

コメントとコメント返信、もうすぐします。あと少々、お待ちください!


生まれて初めて行ったディズニーシーのミラコスタ周辺
disneysea













表参道のカフェで、ファミリーとコーヒーブレイク
wd_s_fam













4人のキッズと一緒のMIKO(右端)
wd_s_kids













気を遣った3日間の後は、大学の講義や学会での発表のために来日された、
オランダのライデン大学医学部の教授ご夫妻(奥様は裁判所の検事!)との、
東京湾ディナー・クルーズでした。

ライデン大学と言えば、19世紀前半、かのシーボルトゆかりの大学です。
シーボルトはヴュルツブルグ生まれのドイツ人ですが、オランダ商船医として
日本に派遣され、長崎に鳴滝塾を作って日本の医学発展に貢献したことは、
中学生でも知っているでしょう。

医者としてだけでなく、植物学者、日本研究者としても多大な功績を残した
シーボルトが、シーボルト事件で追放されたことは、日本では有名です。

このシーボルトゆかりのライデン大学からいらしたご夫妻だったので、
江戸時代の前夜から明治維新、果ては、近現代に及ぶまでの話題に花が咲き、
あっと言う間に時間が過ぎました。

ディナー・クルーズより、お台場の風景
dinnercruise_t_bay













SieboldtStr

直接は関係ないですが、
シーボルトの話題が出たついでに・・・

こちらは、去年、長崎に行ったときに
撮ったもの。

江戸時代に鳴滝塾のあったあたりの、
手前の小路にこの道しるべがあります。









SieboldtDenkmal

こちらも同じく、長崎。

鳴滝塾跡地のシーボルト胸像です。













 子供の近況 

小学生の模試監督の一日アルバイトで6,500円を得て大喜び。

今度は、夏休みの単発の家庭教師に申し込んだそうですが、
応募者多数で、家庭教師を依頼するご家庭の要求も非常に細かいので、
どうなることやら。

大体、
「高校受験経験者で、早稲アカ経験者で、男子で、何々線沿線に住んで・・・」
などといった要求では、

ひとつひとつのフィルターにかけたら、いったい何人残るのか?!
そこで、条件に合わずとも、まだ若干の望みを託している次第です。

ただし、7月は試験があるので、自分自身の勉強も忙しいらしいです。

また、このところ、あり得ないとは思うのですが、
「コンクールに挑戦してみたい、この夏は、だから思いっきり練習したい」
と言い出す始末。

高校時代の友達の芸大生から、おだてられたこともありますが、
高いハードルを目指して努力することで、力をつけるのが目的のようです。


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Posted by MIKO at Comments(17)