2022年09月07日

人生初!長唄の【唄】をお試し

時間が経つのが新幹線並み。

人生あと何年?と思うと、
気になることは、
とりあえず一度はやってみないと気が済まない。


できっこないでしょ!
と思っても、やっぱり諦められない。



長唄という伝統音楽で、

【三味線】の方は、

曲がりなりにも、
休み休み、
通算5年近くはやったような気がする。

しかし、
【唄】の方は、
聞いていて心地良いなあと感じるだけで、
その仕組みも何もまったくの無知識。



前に習っていた先生の考えは、
唄をやるのは、
三味線がある程度弾けるようになってから。

そこで、
三味線が上手くならないうちに辞めたため
唄をやる機会を逸してしまった。

一方で、
今年から習っている先生の考えは正反対。
少しでも唄の心得がある方が
三味線が分かりやすいと。



さて、
自分は下手とは言え、
三味線の方はだいぶ進んでしまっているので、
三味線と唄(まったくのゼロ)の差がつき過ぎた。


そこで、
こう考えた。


下手な三味線は初心に帰り、
主に左手の形の矯正をしながら、
昔やった曲に戻って、
丁寧にゆっくり復習する。


と同時に、その昔の曲の【唄】の部分を
新たに始める。

image0













image3






























先生のお稽古では、

持ち時間の
25分ほどを【唄】に、
35分ほどを【三味線】に充てる。


まずはこのようにして、

【唄】を1頁目の
描く舞台の松竹 〜 シテとアド

までお試しに習ってみた。



感想
聴くと唄うのでは大違い💦


声が出ない。
高いところ、低いところ、


地形の【高低差】は好きだけれど、
【唄】の高低差がこれほどまでに大きいとは!


弾き語りなど
とんでもないことだわ。


でも、
唄を漢字で見ることで、
視覚的に伝わってくるものがある。


今までは三味線を弾くことに精一杯で、
唄が聞こえても意味を考える余裕がなかった。

ましてや、
三味線の文化譜では唄が平仮名表記なので
意味が伝わりっこない。


今から譜面を変えるのは難行苦行なので、

三味線はこれまで通り文化譜を使い、
唄のためだけに新しい譜面を買った。

思わぬ出費は辛いが、
お金を惜しんで残りの人生を棒に振ったら、
もっと辛い。


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