2021年12月02日

旧徳川御三家水戸家の小石川後楽園で紅葉狩ならぬ『殺生石』

無料が専門(^-^;(その何十回目+1)


東京都文京区にある小石川後楽園。

遊園地の後楽園ではありません!

回遊式庭園の小石川後楽園に入るのは何年ぶりか!

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都心だけあって借景が東京ドームだったり、
文京シビックセンターやらジェットコースターだったり。

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雪吊り風景も見られます。
池の向こうには最近(2020)復元された唐門が。

唐門の裏あたりには、
木曽川と寝覚ノ床に例えた森の散歩道が。

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唐門をクローズアップ

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この際だから蛇行する木曽川もアップ

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ついでに寝覚ノ床も

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園内を回遊。
紅葉が真っ盛り。

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大堰川に到着。

徳川光圀(「水戸黄門」)が
大堰川をイメージして作らせたとのこと。

神田上水の水を引いている。

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大堰川
(クリックで拡大)

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通天橋

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円月橋。
徳川光圀が敬愛した朱舜水の設計によると伝わる。

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実はこの日(11月23日)、
ここに来たのは紅葉だけが目的ではなかった。

都立小石川後楽園西門(飯田橋方面)

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目的はむしろこちらだった ↓↓

能楽の公演

つまり、紅葉の中での無料の能公演だ。

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番組は『紅葉狩』ならぬ『殺生石』。

下野国(栃木県)の那須が舞台の能だ。

演ずるのはシテ方宝生流。

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青天の下、本物の松を背景にした舞台。

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たったの20分。
しかも解説が半分近くを占めたから正味10分。

お囃子もなくて何かねー。

無料と言っても入園料150円はかかった。
ちなみにシルバー料金(^-^;

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能『殺生石』

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家に帰って本棚を見たら、
『殺生石』の謡本(宝生流)があった。

習っていないのになあ〜

と不思議に思う。

きっと前に習っていたときに、
次は『殺生石』をやると言われて、買って、
その後、都合で行けなくなったのだろう。

普通は習った順番に表紙に番号を書いて
自分のハンコを押すのだが、まっさらだ。

もっとも神田の高山書店で買った古本だから、
中には書き込みがある。

いつか自分も『殺生石』を謡うことがあるだろうか?

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