2021年10月19日

川口成彦君(第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール2位)と息子が共演

中1からの仲良し同級生と母校で共演(^^♪

10月17日(日)
聖光学院管弦楽団 第24回定期演奏会


2018年に開催の
第一回ショパン国際ピリオド楽器コンクール2位の

ピアニスト 川口成彦君


川口君と息子は
横浜の聖光学院中学校高等学校で一緒だった。

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この同級生が出会ったキッカケが面白い。


2人が入学した1年前に弦楽オーケストラ部が創設され、
工藤教頭先生(現校長)が弦楽器の経験者を探していた。

そうした折、息子の受験願書の備考欄に私が

特技:バイオリン


と書いていたのが教頭先生の目に留まったのか、
入学早々、弦楽オーケストラ部に勧誘された。

家でバイオリンをいっぱい弾いている息子は
中学では別のことをやりたくて気が乗らなかった。

そこで、兼部を許可するという特例が作られ、
交通研究部と弦楽オーケストラ部に所属することに。

サッカー部にも入りたそうだったが、
指を怪我するとバイオリンが弾けなくなると私が反対。


さて、さっそく
5月の聖光祭でバザーの売れ残りのお菓子を売る
というお手伝いを息子がした。

そのとき息子と組んで売り子をやることになったのが、
川口君だった。

売り子がきっかけで仲良くなった二人。

川口君がピアノを弾く子だと知った息子は、
「バイオリンもやらない?」と弦楽オーケストラに勧誘。

兼部OKという校則に変わっていたから、
川口君は陸上部をやりながら弦楽オケに入ることができ、
初心者としてバイオリンを弾き始めた。


子供たちの母校は横浜の山手にある。

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その後、
この学校の卒業生や父母、教職員らにより
大人のアマチュアオーケストラである
聖光学院管弦楽団が結成された。


ところで今回の公演は4度目の正直での開催となった。

というのも、
2020年春はコロナで延期、秋もコロナで延期、
2021年春もコロナで延期、ようやく今実現したのだ。

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川口成彦君が演奏したのは、
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調。

息子がコンサートマスターをやらせていただいた。


息子は東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団がメインだが、
母校の大人アマオケでもお世話になっているのだ。


演奏会には弦楽オーケストラ時代のトレーナーの
千原友子先生も出演され、久しぶりにお姿を拝見!


息子がピアノ協奏曲のコンサートマスターとして
チューニングをする。

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演奏中は写真を撮れないので、
音が出ていないときに。

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休憩後の
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92の

コンサートマスターは
中高の弦楽オーケストラ部のK先輩。

息子を東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団に
勧誘してくれた人(^^♪

中高時代と大人になってからも含めて、
K先輩無しでは今の息子はいないと言えるほどの恩人。


この大曲で息子はセカンドバイオリンのトップを
弾かせていただいた。

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聖光学院はカトリック系の男子中高一貫校。

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中一から32歳の今になるまで何と20年も経った。

川口君は息子の結婚式でピアノを弾いてくれた。
K先輩はアメリカ留学中で来てもらえなかったが。


これからも一生、
同級生同士・先輩後輩・子弟の関係は続くだろう。

こんなに明るいステキな校風の学校に行けたこと、
というか、息子をこの学校に入れるべく教育ママでいたこと。


自分の子育ては、受験とバイオリンに関する限り、
間違っていなかったと、改めて感動した(笑)



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