2021年09月21日

国立能楽堂定例公演 能『絃上』と狂言『合柿』

コロナ自粛下、久しぶりの能鑑賞。

千駄ヶ谷の国立能楽堂
9月のチラシ

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国立能楽堂の能舞台

この9月17日の定例公演は
チケットがよく売れて見渡す限り席が埋まっていた。


自分の好きな脇正面から撮影。

脇正面が好きな理由は、
囃子方、地謡、ワキ方がよく見えること。
橋掛かりも近い。

もちろん、シテも、
番組によっては正面席からよりもよく見える。

チケット料金が低目に設定されている。
かと言って、
中正面のように目付柱で視界が遮られることがない。

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定例公演
狂言『合柿』(和泉流)
能『絃上』(宝生流)

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能『絃上』にはおシテの朝倉俊樹師を含め、
シテ方宝生流の地謡、ワキ方、囃子方に
お馴染みの顔ぶれ。


例えば、囃子方は、

太鼓有りの番組で桜井均さん
小鼓は名古屋を中心に活躍の後藤嘉津幸さん
大鼓は宮島の厳島神社でサインをねだった原岡一之さん(笑)
笛は毎度お馴染みの一噌幸弘さん。


ワキは能楽界きってのイケメン福王和幸さん(^^♪


シテは
須磨の浜の塩焼き小屋の翁(前シテ)
村上天皇の亡霊(後シテ)

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狂言『合柿』
大勢が次々に橋掛かりに現れるもので、
あまり見ないタイプの狂言。

野村萬斎さんがご子息の野村裕基さんと一緒に出ていた。

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『絃上』(観世流では『玄象』という)については、

8月16日に書いた記事

「絃上」藤原師長の琵琶と名古屋の地名由来!

をご覧ください。


私がこのところ『絃上』の謡曲に拘っていた理由は、

7年前?に習ったこの曲が懐かしくなり、
この日の公演のチケットを購入したため。

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