2021年04月24日
大河ドラマ『武田信玄』を観終わった
先日、大河ドラマ『武田信玄』を観終わった。
リアルタイムでは1988年の放映だったと言うから
昭和最後の大河ドラマだったことになる。
我が子は1989年つまり平成元年に生まれたので
この番組が放映されていた昭和最後の年の自分は、
前半は国内外をそれこそ東奔西走し、
後半は語学要員の派遣で都内の会社に通勤し、
休日は母親準備クラスに参加したり
子供服やマタニティドレスを縫ったりして
テレビとは無関係の日々だった。
32年の歳月を経て
今、このドラマを観る縁に恵まれた。
信玄役の中井貴一、板垣信方役の菅原文太、
飯富虎昌役の児玉清、山本勘助役の西田敏行、他、
名優の名演技には惚れ惚れするばかりだったが、
最近の傾向と違って、全体的に、
暗く、重く、悲しい演出だった。
そして、かなり怖くもあった(← 八重)
怖さに関しては、
自分の少ない経験によれば、
大河ドラマ『花の乱』の足利義政の乳母、
今参局(いままいりのつぼね)に次ぐ。
ただし、八重は架空の人物であったが、
今参局は実在の人物で応仁の乱に関わっていた。
いずれにせよ、
『武田信玄』も『花の乱』も
繰り返し観たい番組ではある。