2016年06月07日

『井筒』、紫陽花

幼馴染から思春期になり、互いに恥じらい合うようになった男女が
やがて夫婦の契りを結び、死ぬまで夫のことを忘れられなかった妻が、
何百年かの後に、里女の姿を借りた霊となって現れる。
夫 在原業平の形見を身につけ、井戸に男装の自分を映して夫の面影を偲ぶ。

『伊勢物語』他に取材した、世阿弥の夢幻能の代表作『井筒』

寂しい秋のフィルターを通すことによって、この恋物語はいよいよ温かく、
死後何百年という時点から生の時間を凝縮する夢幻能の手法によって、
恋の永遠性が完璧に近くうたいあげられている。


2011年9月に鉄仙会の『井筒』を観たときに書いた拙ブログ記事で引用した
武蔵野大学名誉教授 増田正造先生の言葉を再び引用させていただきました。

今回は、観世流シテ方能楽師「木月孚行 能の会」主催による公演で
木月孚行師がシテを舞われました。
最後に、井戸の中をもう一度のぞく場面は、涙を誘わずにはいられませんでした。

kizukino


























6月4日(土)、国立能楽堂の紫陽花。

そう言えば、1年前の今ごろも、国立能楽堂で紫陽花を撮っていたのでした。

国立能楽堂紫陽花1s



















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