2015年08月04日

奥日光登山(その1)半月山

7月26日(日)、中禅寺湖から半月山を目指す。
って、東武バスの季節運行「中禅寺スカイライン半月山行」を利用。
終点でバスを降りると、半月山展望台へは、20分ほど登るだけですむ。

2枚合成の写真(上): 足尾方面
日本初の公害「足尾銅山鉱毒事件」と渡良瀬川、田中正造がキーワードだが、
足尾の秘境には、皇海(すかい)山(2144m、日本百名山)が鎮座している。
写真では、右手、黒雲直下の薄く霞んだ一段と高く見える山がそれだと思う。
自分が皇海山に登ったのは、2013年10月。
(ただし、栃木県からではなく群馬県沼田から栗原林道経由)

2枚合成の写真(下): 中禅寺湖
八丁出島を付け根から見られる。対岸は男体山(2486m、日本百名山)。

ashio_chuzenji
































さて、展望台の後、何をどうやったのか、半月峠に出てしまった。
ヤバいっ、バス停に戻るつもりだったのに。
だから、山はこわい。
こうなったら、中禅寺湖まで徒歩で下りるしかない。

半月峠からさらに0.6kmほど進むと、「狸窪 1.1km」の道しるべ。
狸窪と書いて、「むじなくぼ」と読むらしい。
狸窪は中禅寺湖畔のすぐ手前である。

mujinakubo

























1.1kmだって? 何だかすごく遠く感じる。
途中、ひとりの人間にも会わなかった。
と言って、動物に遭うわけでもなく、侘びしい樹林の中をひたすら下るのみ。
陽が当らないから4時でも薄暗い。

ようやく「歌ケ浜 1.8km」の道しるべを見つけたときは、胸をなで下ろす。
歌ケ浜へは、仕事で幾度となく行っているので、もう大丈夫!

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狸窪から車道に出ると、中禅寺湖畔と日光連山の眺めにうっとり。
人っ子ひとりいない、手付かずの自然、静寂の世界。

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湖畔をだいぶ歩いて、イタリア大使館公園に着いた。
日光市街にある宿のチェックイン時間を18時としたので、
中禅寺温泉バスターミナルまでのんびり歩いている余裕はない。

運良く、行きに利用した季節運行の「半月山バス」が来たので、
4時45分、イタリア大使館公園前でバスに乗った。
これが、この日の「半月山バス」復路の最終便であった。

無事、日光市街に戻り、宿にチェックインすると直ぐまた外に出て、
駅前通りのラーメン屋「梵天」に入る。
中華そばにチャーシューをトッピングしてもらい、ビールでくつろぐ。

ここの中華そばとチャーシュー、お勧めです!!

ramen


















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