2013年09月12日

桑名から伊勢神宮へ

関西で仕事が終わると、日程が許す限り、自費で寄り道をしています。
今回の寄り道は、両親の墓参りと、今年62回目の式年遷宮を迎える伊勢神宮。

三重県の桑名市に、先祖代々のお墓があります。
桑名とは、会津藩主松平容保の実弟の松平定敬が藩主を務め、
戊辰戦争で共に官軍と闘って破れ、朝敵とされた桑名藩のこと。

桑名はまた、東海道中で唯一、海を渡る、宮宿(尾張の熱田)〜桑名宿間の
「七里の渡し」があることでも知られています。

さらには、浅利や蛤の時雨煮(貝新)や松阪牛の佃煮(柿安)でも有名です。
そしてまた、泉鏡花の『歌行燈』の舞台となったうどん屋と料亭旅館「船津屋」も
七里の渡しの近くにあります。

ところが、鋳物の町でもあることを、大抵の人は知らないのでは?
この2枚の写真は、桑名の街路で見つけたマンホールの蓋です。

鋳物の町、本場桑名のマンホール蓋を、是非ご覧あれ(笑)
一方には「七里の渡し」、もう一方には「貝」が擬人化されています。

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さて、京都 → 桑名 → 伊勢神宮 のコースなので、
JR乗車券は、京都 → 伊勢市 を購入しました。

後戻りしない限り、どこでも途中下車できることを利用して、
名古屋で下車して、高校時代の親友に会うことにしました。

この親友、つい10日前に新宿で会って、居酒屋で乾杯したばかりです。

今度は、旦那さんと同伴で名古屋駅まで来てくれ、
山本屋の味噌煮込うどんとビールをご馳走してくれました ♪( ´▽`) 

あらかじめ私が、山本屋の味噌煮込みを食べたい!!と言ったので、
旦那さんと一緒に駅周辺の各店舗を下見して、席取りまでしてくれたのです(涙)

そのときいただいたのが、写真右、両口屋の和菓子。

写真左、坂角の海老せんべい「ゆかり」は、新宿でいただいたもの。
名古屋城と、徳川義直(徳川家康の九男、名古屋城主)が描かれた
黄金色の包装紙がステキなので、特別に紹介しました☆

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お土産紹介のついでに、後ひとつ。
お寺さんからいただいた浅利の時雨と椎茸昆布です。
伊勢志ぐれの佃煮は、ふっくらと炊けていて、辛さ加減も丁度なのです。

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さて、父と母のそれぞれのお寺への墓参りを終えて、
再び徒歩で桑名駅に戻り、JR関西線「快速みえ」に乗って、伊勢へ GO!

JR伊勢市駅で降りるのは生まれて初めて。
いつもは、近鉄の宇治山田駅を利用するので。

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伊勢市で降りれば下宮まで徒歩わずかであることを知ったので、
下宮 → バスで内宮 → バスで近鉄宇治山田 という行程にしたのです。

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ほんの7、8分で、下宮に着きます。
下宮には、豊受大御神、すなわち、食物・穀物・衣食住の神様が祭られています。

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外宮の本殿。

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次は、バスで内宮へ。所要時間15分ほど、410円。

五十鈴川にかかる宇治橋は、参拝客で混雑。

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参道から眺める景色は、いつ見ても神々しいです。

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五十鈴川の清流。

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参道が終わりに近づき、今年式年遷宮される敷地では、工事が真っ盛り。

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ですので、今はまだ古い敷地での参拝となります。
去年、仕事で2回参拝しましたが、まったく同じです。

新しい敷地での参拝は、子供が生まれる前、
つまり第61回目の式年遷宮よりも前のことでした。

それにしても、すごい人。
地元の産業や観光の活性化に寄与するので良いことです。

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内宮参拝後、バスに乗る前に、おはらい町とおかげ横丁へ。

伊勢に来たら、赤福でしょう。
って、ここで食べるのは、一皿が3個で280円、お茶付。
ひとりで一度に3個も食べられないので、持ち帰り用の容器を付けてもらいました。

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おはらい町の、伊勢くみひも「平井」。

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そして、ああ、なつかしや、生姜糖!!
子供のころ、よく父親や、父の友人が、お土産に買ってきました。
あの、生姜の味、砂糖の味、忘れられません。

もちろん、買いました。
小豆の入ったのを。
箱の形も、昔のままです。

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おはらい町の、古き良き街並みは続きます。
伊勢うどんのお店があります。
干物屋さんもあります。

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うなぎ屋さんや、みたらし団子屋さんもあります。

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こちらは、おかげ横丁。
中はちょっとした迷路です。

写真正面は、松阪牛の串焼きのお店。

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そんなこんなで、レトロな街の散歩を楽しんだ後、
バスで近鉄宇治山田駅に行きます。約15分、410円。

後で、「しまった!」と思ったのは、途中の五十鈴川で降りなかったこと。
五十鈴川ならバス代が210円で済むので、差額200円を他に回せたからです。

それでも、昔から利用している宇治山田駅は、お伊勢参りの中心駅で、
その駅舎には、なかなかの風格があります。

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