2013年02月26日

自由都市堺と仁徳天皇陵

2月17日に家を出てから今日で10日目です。
連日朝から晩までフル回転の激務に加えて、ツアー前後のオマケもあり、
ようやく今、奈良でのチェックアウト寸前に何かしら更新しようと思いつき・・・

2月17日(日)のことにさかのぼります(今ごろ、汗)

翌18日の関西空港出迎えが早朝だったので、関西に前泊することに。
関空周辺のホテルは高いので堺にしました。

中世から戦国時代にかけて自由都市として栄えた環濠都市「堺」です。

ところで堺には仁徳天皇陵をはじめとする100を超える古代の古墳があります。
せっかくなので、行ってみることにしました。

まずは堺市役所の高層階にある無料展望台へ。
仁徳天皇陵が眼下に広がっています。

nintoku1


















市役所から三国ヶ丘まで歩いた後、古墳を半周して正面へ。

nintoku2



















そして拝みました。あんまりにも昔の天皇過ぎて、ピンときません。
が、ああ、これが歴史の教科書で何度も写真を見ている古墳なのだなあ!と感激。

nintoku3



















次は、古墳の近くにある堺市博物館へ。
ここでは、よりによって、私が好きだった『チベット旅行記』の著者である
河口慧海(えかい)の特別展の最終日がちょうどこの2月17日だったので、
この不思議なご縁に感謝しました。

自由都市としての堺についても学びました。

sakaimuseum


















堺と言えば、千利休ですよね。

rikyu



















次は百舌鳥(もず)駅から乗り換えて南海線の七道という駅へ。
河口慧海の生まれ故郷です。駅前に銅像がありました!

kawaguchiekai


















子供が小さいときに読んだ『チベット旅行記』(講談社学術文庫・全5巻? 6?)

鎖国中のチベットに、中国人の僧侶に化けて波乱万丈の危険な旅の末、単身入国し、
住民の病気を治したりする不思議な能力をも評価されて、医者兼僧侶として
チベットで過ごした日本人の旅行記です。

この本が発行された当初は作り話ではないかと疑われたそうですが、
その後、その克明な記録から実話とわかり、現在はその資料のほとんどが
東北大学の河口慧海研究室に保存されているとのことです。

読み始めたら止まらない実におもしろい話ですよ!



七道にある堺市町屋歴史清学院は密教のお寺であり学問所でもありました。
大阪夏の陣で堺が滅び去った後に出来た歴史的建造物としては、堺市で一二の古さです。
河口さんもここで学びました。

seishinkan


















大阪夏の陣後の建築で同様に古いのが、こちら山口家。

何〜て言っている間に、チェックアウトの時間がせまってきました〜
準備しなくちゃ!
では、今日も一日アフターツアーの一人旅を楽しんで、明日帰宅します!

文章見直している時間ありません! 間違いだらけだったら、ごめんなさい。

yamaguchike




















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