2011年06月07日

子に言うは易し、親が行うは

日曜日の代ゼミ高2学力判定模試の疲れがすっかり取れました。

あの疲れは何だったんでしょう。
帰り道に、少しだけ数学の答えを見てしまったからかもしれません。


とにかく、あり得ないような不注意のミスをおかしていました。

例を挙げると、正弦定理で、解答用紙には正しく式を書いたのに、
計算過程で、2Rを2で割るのを忘れて、そのままRとして答えてしまったり、

平方完成の計算で、いつのまにか一カ所、プラスの符号が途中から
マイナスになっていて、そうと気づかずに、解答用紙に書き写してしまったり、

不等式の a の範囲と言われているのに、舞い上がってしまって、
a =    ,    、と書いてしまったり、

放物線のX軸との交点A,Bの距離の問題で、最後まで正しく式を書いたのに、
計算ミスして、正解に結び付かなかったり、

確実に取れるはずの問題で、次々に点を落とす始末。


この顛末を子供に話すと、

「ほーら! 俺んときは、うっかりミスするな、するな!って、
あんなにウルサク言ってたくせに!」


その通りです。
中学受験生の母としての私の口癖は、

「せっかく解き方を知っていても、うっかりミスしたら、
解き方を知らなかったのと同じになるのだからね!!」


でした。

「あんだけ、俺には言っておいて、
ほら、自分でやってみるとわかるでしょ?
言うは易し、行うは難しだよ! まったく!」


はい、はい、まさに子の言う通りです。


試験中は、落ち着こうと思っても、どうしても焦って舞い上がってしまって、
あり得ないミスをおかしたり、変な思い込みに捕らわれて抜け出せなくなったり、
そんなことがふつうに起こることを、自ら経験しました。

模試だから、まだ良かった。
そうゆう悔しい経験から教訓を学んでいくしかありません。

それにしてもなあ、私って、どうしてこんなにミスばっかり!
出来ないのだから、せめて取れるところだけでも取らないといけないのに・・・・・。
自分でも呆れるほかありません。


それはともかく、今がチャンス!とばかりに、
当時のうらみを母にぶつけた子の気持ち、よーくわかります。

あのときは、うるさく言って、ごめんね!



昨日と今日は、気持ちを前向きに戻して、模試の見直し他をやっています。




この記事へのコメント
つとさん、こんばんは。
やっぱりそうですか! 私だけじゃなくて、母親だけじゃなくて、
先生としてもつい生徒さんに口走ってしまうのですね。
良かったー。

今回どうしてあんなに疲れたのか??
正直、わかりません。
子供たちだって、そうなることがあるのでしょうね。
思いやってあげないといけないですね。
Posted by MIKO at 2011年06月07日 22:59
MIKOさん
ほんとに子供にはいろいろ注意してきましたよね。
ところが、自分はというと、、、というのはよくわかります。
私もさんざん生徒に「ミスするな」って言っていますが、、、実際は無理かも。。。
今度の週末は英検を受ける生徒が数人いますが、
これまた「ミスしないでね」なんて口癖ですね〜〜

やり直しは力になるそうです。がんばってくださいね。
でもどうして今回の模試は疲れたのでしょう?
Posted by つと at 2011年06月07日 17:51