全国通訳案内士、旅程管理主任者。
ドイツ語・英語のガイド国家資格と英検1級・独検1級を所有。

バイオリン&教育ママ人生の思い出と生涯学習による終活日記。

お能、長唄三味線、バイオリン、ピアノ、河川水路・史跡巡り、ウォーキング、ハイキングなどを楽しみたい♪

2022年02月22日

源頼家と能面の話『修善寺物語』

私のブログの人気記事1位。

この不動の地位を占めているのが
【『修善寺物語』のあらすじ】という記事。


鎌倉13人のせいではない。
もうずっとずっと昔、
この記事を書いた9年前(2013年2月)から1位だった。


岡本綺堂の戯曲『修善寺物語』。


この度、9年目にして
初めてコメントをいただいたことで、
自分でも久しぶりに見ることになった。


能に興味のある私が
かつて仕事でアメリカ人のファミリー4人を
修善寺温泉に案内する機会に恵まれた。


そのときお客様が宿泊されたのが
加賀前田家所縁の能舞台のある「あさば旅館」だった。


あいにく通訳ガイドである自分の宿は別だったが、
幸運にも「あさば旅館」の中から
その能舞台と水面に映る姿を拝むという幸運を得た。


その後、通訳ガイドとしてドイツ人夫妻を案内したり、
プライベートでも修善寺温泉を再訪し、
源頼家の墓や北条政子ゆかりの指月殿などを訪ねた。


確かその頃だったと思う。

能面と
鎌倉2代将軍源頼家の運命をめぐる
『修善寺物語』のあらすじを書きたいと思ったのは。


お借りした画像の著作権は下記となります。
発売元: 伊豆修善寺 曹洞宗福地山修禅寺
制作: 東海大学開発工学部感性デザイン学科高月研究室
発行: 伊豆物語半島協会


shuzenji1

















戯曲を読み慣れない人にとって、


- かく言う自分も、
戯曲はシェークスピアの『マクベス』(原語)と
これぐらいしか読んでいないので  -


ざっと内容を振り返るのに役立つかもしれないと、
自分自身のメモのつもりで書いたのだった。


この記事がその後9年間も変わらず
人気1位を占めているのは嬉しくもあり、
また未熟な文章を読み返して照れくさい気もする。


昨日コメントをいただいたのを良い機会に
その記事を再掲したいと思う。


『修善寺物語』(あらすじ)


未熟なのは本人が承知の上なので、
その点はご了承ください。



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2022年02月19日

バイオリン教育ママ→中学受験ママ→仕事人間(教育放任ママ)

何だ、これ、あったじゃん!


カイザー(バイオリンのエチュード教本)

レイトスターターの自分が、
アマチュアオーケストラ入団を目指して
自主基礎トレをしようと、このほど買ってきた。


さて、
月1回のバイオリンレッスンのメニューに加えて
この新たな教本。

他にも、
ビオラにピアノに長唄三味線に奈良検定に、、、
毎日が大変なことになっていて、
頭の中も部屋の中もゴチャゴチャ。

そこで、
部屋の整理整頓をした。

優先順位の筆頭にある日本史と音楽関連を
手が一番届きやすいところに並べた。


と、そのとき、
目を疑ったのだが、
確かに目の前にはっきりと姿を現したのが

カイザー教本!

しかも、1巻、2巻、3巻!!!


何でここに!?!

もちろん、息子が使ったのに決まっている。


おそらくは、
中学に入った後に、
カイザーがレッスンに取り入れられたのだと思う。


お金を払ったのは、この私。
お金だけ渡しておいて、息子が何の本を買ったのか、
知らなかった。

毎日、何を練習しているのかさえ知らなかった。


小学校4年生までのバイオリン教育ママが
小学校5年生で中学受験教育ママに変わり、

中学に合格すると、しばらくして
会社が倒産して、ハローワーク通いと起業を模索する
仕事人間に変わっていた。


つまり、
中学受験モードに入る前(小学校4年生まで)に
スズキメソードのカリキュラムの最終段階である
研究科4期(メンデルスゾーン協奏曲全楽章)を終える
というバイオリン教育ママの目標を達成し、

中高一貫校に合格させるという目標をも達成していたので、


後は
中高一貫校の部活である弦楽オーケストラと
地域の多摩ユースオーケストラに入れていただき、

個人レッスンはそのままスズキのR先生で続け、
自分は生活費を稼ぐことに専念していた。


スズキのR先生は、
メンコン(メンデルスゾーン協奏曲)が終わって

「いよいよこれからが本当の出発点です!」

と言って、
チャイコフスキーやシベリウスや
ヴィエニアフスキーなど、次々に曲を与えていたようだ。

その段階で、
カイザーの基礎訓練を取り入れていたと思われる。


R先生は曲をとにかくどんどん進めるやり方で、

年中でヴィヴァルディのイ短調協奏曲、
小1で7巻のバッハのイ短調協奏曲、
小2で9巻のモーツァルト協奏曲5番、
小3で巻外のヴィターリのシャコンヌ、
小4でメンコンを1年がかりでやって卒業録音。

私のバイオリン教育ママ目標にかなっていた。


その間、
曲はすべて耳で覚え、
一応楽譜を目の前にして弾いてはいるものの
何調を弾いているのかといった理論は一切無し。


メンコンが終わって、
いよいよこれからが本当の出発点という段階になって、
楽典の知識とテクニックの基礎訓練が始まったようだ。


折から、
学校の弦楽オーケストラと多摩ユースオケの2本立てで、
弦楽曲からシンフォニーまで弾くことになったので、

譜読み訓練と楽典と基礎トレが必要な時期に達しており、
満を持してのレッスン内容だったと思われる。


その間、
母親は学費とレッスン代とオケ団費と住宅ローンを払い、
ご飯を食べるために、

「起業」に夢中だった。


一度だけ(高校生の頃だったと記憶するが)、
息子からこう言われたことがある。

お母さんは昔は付きっきりで
バイオリンを見てくれていたのに、
今は僕が何弾いているのかさえ興味がない。

せめて僕が何を習っているのかぐらいは
興味を持ってよ!!



画像の右端が自分がこのほど買ったカイザーの1巻、
他が息子が中学時代に習っていたカイザー3-1巻

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2022年02月13日

作家三田誠広先生の講義『鎌倉幕府と尼将軍』を受講中

作家だけあって講義内容も語り方も最高💗


武蔵野大学のオンライン生涯学習講座。

昨年暮れに知り申し込んだのだが、
作家の三田誠広先生による講義、
これは大正解だった。


もとより、
武蔵野大学は武蔵野女子大学だった頃から
能の研究における第一人者の増田正造先生がおられ、
著書『能の表現』などで注目していた。

小石川伝通院の能公演で
増田正造先生の生の解説を聴いたことも記憶に新しい。


一方、
三田誠広先生と言えば、
私の息子が中学受験を目指していた小学生の頃に、

ご自身の息子さんの駒場東邦中学校合格にいたるまでの
受験パパの記録である『パパは塾長さん』を愛読していて、
息子の中学受験におけるバイブル的存在だった。


その後、何十年も経った一昨年、
図書館でたまたま三田さんの歴史小説を見つけた。

『夢将軍 源頼朝』
『西行 月に恋する』
『桓武天皇 平安の覇王』
『清盛』
『空海』
『碧玉の女帝 推古天皇』
『なりひらの恋」

など、一連の作品を片っ端から借りて読んだ。

読み始めるとページをめくる手が止まらないほど
引き込まれていく【三田古代史の世界】だ。

古代をこよなく愛する三田さんの傾倒ぶりは
半端ではない。


そんな折、
満を持して、偶然発見したのが
武蔵野大学の生涯学習講座。


三田誠広が武蔵野大学の名誉教授だということを
初めて知った。


一連の開講科目の中に、
『鎌倉幕府と尼将軍』を見つけたときには、

やったー!

の思いだった。


即、申し込んだ。

4講義(各30分x3回)の合計12回で4,000円!

家にいながら聴けて、
何度も聴き直せて、言うことない。


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2022年02月12日

確定申告作成完了

案ずるより産むがやすし!


帳簿が8割がた未記入だったので、
作成に時間がかかるかなあと気が重かったが、

そもそも
コロナで本業のインバウンド(訪日観光)事業が
100%つぶれて無収入。

臨時(繋ぎ)でやっている日本語講師の仕事が
週一回あっただけの淋しい1年だったので、
事業経費に使える領収書の数は知れている。


コロナ後の本業の持続化のために
勉強した(日本史、京都や奈良の観光や日本文化など)
研修費と図書費、地代家賃や消耗品の按分額、
それしか計上するものがない。


よって案外すんなりと帳簿入力が完了し、
国税庁の確定申告作成コーナーで例年同様入力し、
すべての作業が一昼夜で完了した。


因みにマイナンバーカードリーダーは持っているが、
e TAXが未登録だし、

何より、
多摩川と浅川の水辺をウォーキングしながら
新撰組のふるさと日野の税務署に届けるの楽しいので、
今年も「印刷して紙で提出」を選んだ(笑)

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2022年02月10日

ペグ(糸巻)が緩すぎる

またもやギュルルン😢


この巻き戻るときの感触って本当にイヤ😢
ショックです。

長唄三味線の3の糸でたびたび味わったこの嫌な感触を、
ビオラでも味わうことに。

しかも4本すべての弦で!!(≧∇≦)


何度巻いても直ぐに戻る。
まったく話にならない。


そこで修理の相談に行くと、

「とりあえずしばらくはチョークを塗って
様子をみましょう」

ということになり、

チョークを使って無料で直してもらったのが12月。


そして1月。

また緩んだ。
そこで、ダイソーでチョークを買ってきた。
1本でいいのに36本入りしか売っていない。

白 27本
黄  3本
青  3本
赤  3本

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そうだよね。
今どきチョークを使うところなんて学校ぐらいなもの。
学校でたった1本じゃどうしようもないものね。


まあ、110円なのでタダ同然。
ただ、使わないのに沢山持っていること自体が残念。


とにかく仕方がないから1箱買ってきた。

そして年末から1月上旬にかけて「チョーク療法」!

塗り方が悪いのか、ちっとも効かない。
何度やっても!

弾きたくても弾けない。
楽器持ってアマオケ見学にも行けない。


そこで、当座しのぎの「チョーク療法」ではなく、
費用がかかってもいいので根本から直してもらいたいと
再び相談に行った。


根本から直すには
ペグ(糸巻)を取り替えるのだが、


サイズの合うペグが見つからない場合、
楽器本体のペグ穴を埋めて削る。

これだどペグ代の他に、
穴ひとつにつき工賃が1万円かかる。
したがって合計で5万円を超える。


サイズの合うペグが見つかれば、
ペグ代のみとなり、15,000円ほどで済む。


果たして、
結果は?


サイズの合うペグが見つかり、
最悪の事態は逃れられた。


ペグの総入れ替えが終わったビオラ。

こうして、無事に1月後半から弾けるようになった。

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2022年02月08日

奈良まほろばソムリエ検定まであと33日

ようやく検定試験モードが復活!


12月と1月はアマチュアオーケストラ探しで
頭がいっぱいだった。

受験勉強は上の空で手につかなかったが、
ここ数日前から再び過去問に取り組んでいる。


奈良まほろばソムリエ検定「奈良通2級」

京都観光文化検定や鎌倉観光文化検定の3級に相当する
最初に受ける級だ。


京都の3級よりも難しいと感じる。
奈良好きの自分でさえそう思う。


古墳や陵墓や遺跡に関する出題が多い。
範囲が吉野や五条、葛城、宇陀、天理など広い。


通訳案内士の仕事で奈良には何十回と行っているが、
行くのはほとんどが奈良市内と法隆寺(斑鳩)。


明日香や柳生はハイキングガイドを時々するし、
個人でも何度も歩いたが、
それ以外は未知のところが圧倒的に多い。

だから、奈良県全体で見ると、
聞いたこともない読めない地名のオンパレード。


過去問をひたすら解いて慣れるしか方法はない。


最新の第14回から第8回までは去年解いたので、
久しぶりに今一度解き直してみた。

そして今日は第7回から第1回までの問題と解答を
コンビニで印刷してきた。


全14年分を最低3周やり、
「奈良通2級」の今年のテーマ「東大寺」を準備する。

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2022年02月06日

独学で作曲していた実兄と今生で再会できるか?

1歳👶🍼のときに別れた実兄。

この兄が若い頃に作曲したピアノ🎹小品集の
楽譜がパラパラと出てきた。


兄は昭和の東京オリンピックの前に
中卒で郵便局に就職し、郵便配達をしながら
愛知県立明和高校の定時制(夜学)を卒業した。

10代から独学でピアノと作曲を始め、
ベートーヴェンに傾倒していた。


22年ほど前に最後に会ったときには
交響曲も着想はあるので
あとは書くだけだと言っていた。


人生で数えるほどしか会っていないが
血は争えないな。
息子が音楽好きなのは叔父さん譲りかもしれない。

いや、その母親(私の生みの母)が戦前から
メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲のレコードを所有し、
愛聴していたというからその流れかもしれない。



兄が生きているうちに息子に会わせたいと
ずっとずっと思いながら踏み切れないでいる。

息子は小学生のときに実母の葬式で叔父さんに
初めて対面した、その1回きりしか会っていない。


連絡先も分からないので、
かろうじて連絡先の分かる姉から聞き出して
再会を実現したい。


この姉とは2年前に20年ぶりで再会した。
姉は東京オリンピックの頃に中卒で名古屋城に就職し、
入場券売場で働きながら明和高校の定時制を卒業している。

やはり中学生の頃からバイオリンに憧れ、
毎日近所のバイオリン教室の窓から中を覗いているので、
見るに見かねた先生が、
この哀れな貧乏少女にタダでバイオリンを
教えてくれたとのエピソード(実話)あり(笑)


兄ももう75歳にはなっていると思うので、
ぐずぐずしてはいられない!

いや、兄どころか、自分も姉も含めて、
どちらを先に神様が迎えに来るか分からないから
急がなければらならない。

なのに今日の自分は、
確定申告やら、
アマチュアオーケストラの入団準備や、
奈良まほろばソムリエ検定受験や、
武蔵野大学の生涯学習講座(鎌倉、南北朝、室町期)の
受講期限などを目の前にして、日々バタバタとしている。


優先順位は今生での身内との再会ではないのか。

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2022年02月05日

調弦が苦手 - ひとつの解決方法(アジャスター付テールピース)

調弦が苦手な理由としては、

◆ペグ(糸巻き)を巻くのが怖い
 → 弦が切れるかも!!

◆楽器を顎で支えた姿勢でペグを巻く動作が不安定
 → 楽器が落ちるかも!!

◆親指の力の入れ加減が分からない
 → 親指が反ると腱鞘炎の症状が出るかも!!


これは、バイオリンとビオラだけでなく、
長唄三味線の糸でも同じこと。

3の糸がビュルルンと緩んで
巻き過ぎで切れたこともしばしば(涙)
 → 高価な絹糸のときに限って!!
   → そこで絹はやめてテトロンに変えた

加えて、三味線の場合には
本調子⇔二上りは大体成功するが、
三下がりでは3の糸巻きが固すぎて泣く思い(汗)


それに、
楽器の洋の東西を問わず、
もっとも決定的な自分の弱点は、

◆音感の鈍さ
 → 微妙な高い・低いが分からない。

そして、何よりも

◆調弦の練習量、つまり経験が絶対的に足りない。


言い訳ばかりで結論が後回しになったが、


ビオラ再開に当たって
弦を総張り替えするのを機に、
全部の弦にアジャスターを付けてもらった。


ただし、
ひとつひとつが独立したアジャスターだと
楽器が重くなるので、
テールピースを丸ごと取り替えてもらった。

つまり、
この中国製のテールピースには
はじめからアジャスターが付いているので重くない。


昨年の夏、バイオリンを十数年ぶりに再開するときに、
バイオリンにしてもらった修理方法とまったく同じ。

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