全国通訳案内士、旅程管理主任者。
ドイツ語・英語のガイド国家資格と英検1級・独検1級を所有。

バイオリン&教育ママ人生の思い出と生涯学習による終活日記。

お能、長唄三味線、バイオリン、ピアノ、河川水路・史跡巡り、ウォーキング、ハイキングなどを楽しみたい♪

2021年12月31日

大晦日♪アマオケ探しに明け暮れた12月が終わる

アマチュアオーケストラに入りたい

という願いから、
あちこちのオーケストラに連絡して
見学の予約を取ったりしてバタバタしていた。


そして複数のオーケストラを見学した。


アマオケBにて

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アマオケCにて

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写真はないが、アマオケAには2回行った。


一方で、
オーケストラとは別に弦楽合奏にも興味があって、
さらにあちこちに問い合わせを送った。


セカンドバイオリンにするか
ビオラにするか

という点もあり、
なかなか心が決まらない。


また実力が伴っていないので
オーケストラや弦楽合奏団で果たして弾けるのか?
時期尚早かもしれないという点もある。


泣いても笑ってもあと数分で今年が終わる。

この問題は新年に持ち越すことに。


2022年(令和4年)が

良い年になりますように





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2021年12月17日

セミプロレベル、東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団♪


東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団は
単なる学生オケではありません。

また学生の所属も東大生には留まりません!


年齢所属アマ・プロに関係なく、
真に素晴らしい音楽を創りたいと願う精鋭の演奏家が
東大の駒場キャンパスに集まって練習に励んでいます。


私の息子は19歳で入団し、社会人の今も在籍し、
この分でいくと、ここに骨を埋めそうな気配です(笑)


前置きが長くなりました。

第46回定期演奏会
2022年(令和4年)1月14日(金)19時開演
杉並公会堂 大ホール

ベートーヴェン  交響曲第4番
ラフマニノフ  ピアノ協奏曲第2番

指揮 川瀬賢太郎
ソリスト 清水和音


乞うご期待。

チケットの詳細はこちらをどうぞ ↓↓

東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団定期公演

この楽団を初めて聴く方は
目から鱗の驚きと感動を味わうことでしょう。



親馬鹿ですが、
バイオリンを初めて手にしたときの息子です(2歳)

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そして、現在の息子(32歳)

変われば変わるもんだ(笑)

ちなみに息子はNHKテレビ「らららクラシック」で
チャイコフスキーの親友のバイオリニスト・コーテク役として
出演しました♪

「らららクラシック」バックナンバー

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入れるアマオケ探し。その第一歩、見学に行ってきた♪

自分でも入れるアマオケ探し。


メールで問い合わせた団体4つ。

1団体はなしのつぶて。
3団体からは感じのよい返事あり。

いずれもオーディションなし。
そもそもオーディション云々のレベルじゃないし。

だから初心者OKのところばかり。


このほど、
そのうちのひとつを見学してきた。

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見学と言っても早速練習に参加できるのね。
言ってみればこれもオーディションに代わる審査か?

いやいや、まるで弾けなかったのに
是非また次も来てくださいと言われたので
審査されていたとは思えない。


それにしても楽譜が読めない。
楽典知識もゼロ。
ポジションも、ようやく3rdポジションが何とかなり、
ときどき4thが出てくると小指で背伸びしているレベル。


小4でメンコン(メンデルスゾーン協奏曲)を弾いて、
大抵の曲は初見で何とか弾けてしまう息子と違い、
この母のなさけないありさま。

子育てに一生懸命、働くのに一生懸命の人生だったから、
自分の趣味をつくる時間もお金もなかったのよ。

高齢者になってようやく、
あれもかれもと一気に始められるのよ。


それにしても今回見学した団体。
遠すぎ。

しかも通勤ラッシュにぶつかって、
バイオリン背負って、譜面台持って、
未知の駅にたどりついたときには既にヨレヨレ。

その時点でやる気が半減。


良い返事が来た別の団体も
もし見学すればきっと同じことになるだろう。

練習場所が遠い。
交通費がかかる。


その他、関心を持った別のいくつかの団体は
日曜の午前中とか、、土曜の夜とか、、


入団可能なアマオケ探しが
しばらく続く。


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2021年12月14日

お好み焼きと奈良まほろばソムリエ検定「奈良通2級」

好きなのは、お好み焼きと奈良💗

京都検定1級の試験が終わったので、
奈良まほろばソムリエ検定に向けて勉強開始。

まずは奈良まほろばソムリエの会推薦図書一式を
中古で買い求め、昨日すべて手元に揃った。

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最初に挑戦するレベルの「奈良通2級」の過去問は
1年前に新しいものから遡って8年分を解いていた。


1年間のブランクを経て正式に目指すことを決心した今、
過去問はパソコン画面よりは紙の方が良いと思い、
とりあえず最新のものを印刷した。

ファミマでのPDFからの印刷に1枚10円かかるので、
原本は大切にファイルし、スーパーで1枚5円でコピー。

コピーには参考図書の該当ページなどを書き込み、
何度でも手軽に復習できるようにしておく。


全部で14年分あるので、
原本は 12頁+解答 で、13x14x10=1,820円
コピーは表紙と解答を除き、11x14x5=770円
合計 2,590円が必要。

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さて昨日の夕食はお好み焼き。

子供の頃から頻繁に近所のお好み焼き屋に通い、
ある店では小学校のときから「ツケ」、
つまり月末払いで食べていた。

店のオバサンが卵を持ってこれば値段引くよと言うので
たまご持参で通った。

高校の帰りにも内緒でお好み焼き屋に寄っていた。

大人になってからも仕事で京都や大阪、広島に行く度に
食事はお好み焼きと決まっている。


だから、お好み焼きにはこだわりがある。
昨日はイカが高くて買えなかったので、
やむを得ず、豚玉の大判。

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2021年12月13日

京都検定1級、初受験が終了

小論文は3題とも200字近く書けた。

承久の乱、石清水八幡宮、狩野派についてだった。

承久の乱後について六波羅探題で止めておけば良いのに、
せっかく試験直前に漢字を覚えた「篝屋」も書いた。


昨年、3級と2級同時受験で、
3級95点、2級88点で一発合格した直後の勢いは
とっくに失せて、
ほぼ丸1年間、1級の勉強はほったらかしだった。

気負わずに末永く楽しもうかなと思いついたのは
つい最近のこと。

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地道な努力を怠っていたので、
3級、2級の内容もだいぶ忘れていた。

また答えはわかっても漢字を忘れたり間違えたりの
失点が10問ほど。

例えば、
田村正和の父の名を書く問題で、
坂東妻三郎と自信満々で書いたところ、
漢字が違っていた。

坂東でなく阪東だったみたい。


それから「都草」が主催した
京都通1級模擬試験は10月に受けていたが、
せっかく4,000円払って受験し、
採点結果と詳細な解説書が送られてきたのに
見直しもしていなかったという横着ぶり。

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今回の初挑戦では90分の制限時間いっぱい
全力で取り組む体験自体が目的だったので、
目的は十分に果たしたと思う。

それにより得た教訓をもとに今後への方針も立った。


ライフワークとして末永く受験を楽しもうと思い、
『京都の歴史がわかる事典』を楽天の中古で購入。

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『歴代天皇125代』も中古で見つけた。

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また
この歳になって今さら誰にも聞けない
『源氏物語』のこと。

高校時代に古典の科目は好きで成績も良かったが、
『源氏物語』は冒頭のさわりを授業で読んだだけ。

お能でも『源氏物語』に取材した内容が多いし、
知らない!興味ない!では済まなくなった。

いきなり古典からでは敷居が高すぎるので、

興味を持てればまずは良いかと、
ジュニア向け物語『あさきゆめみし』を
図書館で借りてきた。

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2021年12月11日

バイオリン「ドッペル」とピアノ「インベンション」のその後

先生と合わせるなんて💦


バイオリンレッスン。

12月9日、ヴィヴァルディ協奏曲イ短調第一楽章は
一応終わりということになり、

バッハのドッペルが最後まで行った。

一通り最後まで譜読みが終わったというだけで、
本当に弾き込むのはこれからのこと。

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ただ、もう早速、1頁目だけ第一と合わせましょうと
先生に言われてビックリ。

先生が第一バイオリンの途中で合図をくれて、
それを手掛かりに第二バイオリンが入る。

弾き始めたら何が何だかわからなくなったけれど、
夢中で食いついた。

滅茶苦茶感は否めないけれど、
とりあえず落っこちずに済んだ。

合わせるとどうなるかという体験ができて
結果的にすごく楽しかったし、
モチベーションも一段と上がった。

来月は次の頁まで先生と合わせることを目標とする。
次の頁は第二ポジションが出てきて弾きにくいけれど。

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ピアノ(バッハのインベンション)は目下、第2番。

曲の分析をして、A B C などと色分けした後、
AはAで右手、左手、また左手、右手。

同様に、BはB、CはC、DはDという具合に、
右手、次、左手、次、右手と、
同じ種類のものを追っかけていく。

そうして、また右は右で最後まで通し、
左は左で最後まで通してみる。

そして、ときどき右手と左手を一緒に弾いてみる。
大学生のときには両手で弾けたけれど、
今は両手一緒だと、とてもたどたどしくなる。

練習あるのみ。

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2021年12月07日

若葉台(東京都稲城市)紅葉とクリスマスイルミネーション

ぐずぐずしてたら冬!

近所の散歩で撮りためた写真なんだけれど、
気がついたらもう旬が過ぎていた。


11月末の東京都稲城市若葉台。

ゴルフ場の手前の森に向かって。

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山火事予防。
忘れない。豊かな森と火の怖さを。

稲城市消防本部。

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若葉台公園からゴルフ場方面を見る。

橋の下は南多摩尾根幹線道路。

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若葉台公園の展望所からゴルフ場方面。

展望所には今も

「はなれてあそぼう ← 2メートル →」

の横断幕。

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若葉台公園の紅葉。

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若葉台公園の紅葉。
ヤマダ電機の前あたり。

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若葉台公園から上谷戸の集落を隔てて
稲城の向陽台や坂浜・百村・亀山方面を望む。

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テレビ朝日の隣りのコーチャンフォーを背景に。

巨大な書籍・文具・音楽CD売り場と
日本一大きなドトールがある。

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同じく、
テレビ朝日とコーチャンフォーの前の
クリスマスイルミネーション。

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反対側から。

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そして、若葉台駅前ロータリーの
クリスマスイルミネーション。

ちなみに若葉台駅は
神奈川県川崎市麻生区黒川。

よって、ここは東京都と神奈川県の境界。

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2021年12月05日

アニメ聖地だけでなく明治天皇が度々行幸した聖蹟桜ヶ丘の謎

聖蹟桜ヶ丘はアニメの聖地だけじゃない。


確かにジブリ『耳をすませば』の舞台として
はるばる聖地巡礼にやって来る人は多いけれど。


聖跡桜ヶ丘の「聖跡」とは
時の天皇(この場合、明治天皇)がよく訪れた
記念の地という意味。


都立桜ヶ丘公園にある旧多摩聖跡記念館

20世紀初頭にオーストリアで起こった建築表現の
セセッションやユーゲントシュティールの影響を受け、
関根要太郎が設計した多摩地域を代表する近代建築。

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明治天皇はここ多摩にたびたび行幸している。
皇太子時代の後の大正天皇の行啓は十数回以上に及ぶ。


なぜこんなに頻繁に皇室の行幸・行啓があったのか。

通常挙げられる理由は、
うさぎ狩りと多摩川での魚類の観察だった。

いずれも、自然界を体験する「御学習」目的だ。

だが、
実はこれには幕末から明治維新にかけての
政治的理由もあったと聞く。

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土方歳三や近藤勇や井上源三郎が生まれ育った多摩は
言うなれば新選組の発祥地と言える。

さらに多摩には戦国の代より「八王子千人同心」があり
徳川家および江戸幕府の組織に組み込まれて
さまざまな役割を担っていた。

一例として、日光勤番。
つまり東照大権現(徳川家康)を祀る日光東照宮を
火災から守るための交代での日光勤務。

また甲州街道や日光街道の整備や安全確保など。

したがって多摩は幕府の息がかかった
バリバリの「佐幕」だった。

ところが戊辰戦争で官軍が勝利した。

だからここには
賊軍とされた新選組や八王子千人同心の残党が
大勢いたのだ。

新政府に反発する勢力があったのだ。

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この難しい地方をいかにして新政府の側に取り込むか、
いかにして反抗分子・不満分子を手なずけるか。

そのためには時の天皇や皇太子を「御学習」と称して
頻繁に送り込んで地元民衆との融和を図る必要があった。

飴と鞭 - 懐柔作戦をとったのだ。

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地元の有力者であった富澤家などが
新政府との仲介役として準備、接待に当たっている。

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桜ヶ丘公園には明治天皇と昭憲皇太后御製の歌碑がある。

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(クリックで拡大)

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こちらに時の政府の権力者
元宮内大臣 田中光顕による解説

(クリックで拡大)

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当然だが、旧多摩聖跡記念館のどこにも
「飴と鞭」のストーリーは書かれていない。

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この記念館を建設した中心人物も田中光顕。

さて、この広大な土地をどうやって手に入れたか。

一説には、近藤勇の実家(宮川家)の子孫らが、
新撰組が官軍に多大な犠牲をもたらした詫びの印として
提供したと言われる。


しかし説明版にはただこう書いてあるだけ。

多摩村の人々による土地の提供や工事の協力により...

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記念館の前から森の中に急な階段が続く。
今の時期、落ち葉で覆われて分かりにくいが、
この写真に見られるような階段でぐんぐん標高を下げる。

記念館の標高は調べなかったが、
天王の森(八坂神社)の一等三角点が
多摩市最高で約161.7メートルなので
ここはおそらく140から130メートル前後だと想像する。

途中に倒れた木が横たわっていたり、
「頭上注意」の警告が貼ってあったりする。

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だいぶ下りた頃、道標があった。
兎(うさぎ)平とか兎道などを下りてきたのだと思う。

自分は「はぎの道」大谷戸公園の方角に進んだ。

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大谷戸公園には寄らず手前で桜ヶ丘公園を出て、
森林総合研究所多摩試験場の脇を通り、
連光寺小学校の横に出た。

(クリックで拡大)

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春日通りに出ると春日神社の山車堂。

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このあたり(にも)相変わらず「土方」姓が多い。

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さて、春日神社。
奈良の春日大社の神々を勧請したのだろう。

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鳥居の横に「春日神社」と彫られた石。

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裏を見ると、
多摩ではひときわ名の知れた富澤家の末裔、
そして土方家の末裔の名が彫られている。

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行幸橋で乞田川を渡り、鎌倉街道。

そのまま関戸方面に北進すると、
大栗川と乞田川の合流点が見えてくる。

そしてそのすぐ先で多摩川に合流する。

明治天皇や皇太子が魚類の自然を観察された多摩川。

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多摩川水系1級河川の乞田川の河川管理境界。
東京都から国(国土交通省)の管理に変わる。

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手前の大栗川も同様。

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脱線になるが、
せっかくだから、大栗川から見た
ジブリアニメ『耳をすませば』の耳丘の写真も。

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そして、大栗川。
大きく蛇行し氾濫を繰り返す暴れ川だったため、
三辺護岸されている。

ちなみに乞田川も同様の暴れ川で
多摩ニュータウンが出来た50年前前後に
直線に改修されたと聞く。

大栗川の方は現在も数回大きな蛇行を繰り返しながら、
絹の道のある鑓水方面からここまで流れてくる。

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少し脱線になるが、
野猿街道が大栗川を渡る明神橋付近。

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明神橋の下でも蛇行を見せている。

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この付近の岩堰で大栗川から取水して農業用水としていた
くるまぼり用水路が暗渠となっている。

江戸時代に水利をめぐり村と村の間でいざこざがあった。
これに関する古文書解読のレクチャーを受けたことがある。

くるまぼり緑道。

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くるまぼり公園竣工の碑。

(クリックで拡大)

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2021年12月04日

大國魂神社「酉の市」と武蔵国府、馬や自転車ロードレースや八幡太郎義家や

酉の市も里神楽も人生初!


11月21日(日)、大國魂神社「二の酉」。

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東京多摩の府中市。
文字通り、古代の武蔵国の国府。

そこに大國魂神社。
景行天皇の111年に創建され、
大化の改新後に武蔵国に国府が置かれてから、
武蔵惣社として六所社、六所明神、六所宮と呼ばれた。
明治維新後に大國魂神社と名が改められた。


幕末には後に新選組を結成する土方歳三が
頻繁にこの神社にやってきたことが、
司馬遼太郎の『燃えよ剣』の中でも描かれている。


今年の東京オリンピックでは
自転車ロードレースの出発地点。

競技自体の0メートル地点は多摩川の是政橋だが、
それに先立ち安全祈願のセレモニーがここであったと聞く。


酉の市の提灯ゲート。
「疫病退散」の文字がコロナ禍での開催を物語る。

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何度か通りかかったり参拝したことがある大國魂神社だが、
祭や神事には来たことがなかった。

そこで、初の酉の市の光景にただただビックリ。

熊手を買った人に向かって
販売業者が拍子木を打ち鳴らしながら手拍子を打つのね。
三本締めみたいに。

商売繁盛を祈って。
ホント、日本的。
日本の縮図を見るよう。

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で、目指す里神楽。
八岐大蛇(ヤマタノオロチ)のお話。

神楽の真っ最中の解説が聞こえたり聞こえなかったり、
中途半端でかえって耳障りだった。

そばで酉の市の三本締めみたいなのをやっているから、
余計に聞こえない。

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江戸の里神楽。
社中は、何と我が町、稲城のだった!
東京稲城 山本社中と提灯に書いてある。

府中と稲城は多摩川を挟んで向き合う関係。
かつては渡し船があった。

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賑わう酉の市を後にする。

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住宅街を通る「京所道」を東京競馬場駅方面へと歩く。

「京所(きょうづ)」とは国府府中の政庁の中心。

甲州街道が開通するまでここが甲州に続く道だった。

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「京所」について書いてあるが、
暗くて写真がうまく撮れなかった。

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京王線の府中競馬正門前駅。

JR南武線の府中本町駅では競馬場改札前を通るが、
京王線にも競馬場の駅があるとは知らなかった。

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さて、せっかく競馬場の話が出たので、
11月10日(水)に映画『燃えよ剣』を観るために
府中に来たときに撮った「馬」の写真を載せておく。


大國魂神社の参道、府中市の目抜き通りである
「けやき通り」を飾るお馬さんのイルミネーション。

競馬場にちなんで馬というだけでなく、
大國魂神社自体に「駒」の神事があるようだ。

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そして、
けやき通りには八幡太郎義家(源義家)の銅像も。

奥州平定へと向かった源頼義・義家父子が、
武蔵国府を通ったようだ。

「前九年の役」、「後三年の役」の頃の話。

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この機会に、11月の別の日に撮った府中の写真も載せておく。

国史跡
武蔵国府跡。

JR府中本町駅前で12年ほど前に発掘調査していた。
そのときは後年に出来た徳川御殿跡の発掘だったようだが。

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府中のけやき通りに
2021年に延期開催された東京オリンピック2020
自転車ロードレース競技の看板。

この自転車ロードレースは
稲城市若葉台の我が家のすぐそばを通過した。

自分は2019年7月に開催されたプレイベントを観たので
本番は自粛したが、
息子はゴールの富士スピードウェイで観戦した。

日本語の生徒たちは、
多摩川の是政橋のスタート0メートル地点で観戦。

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渋谷に水道橋に代々木・千駄ヶ谷めぐり 〜 能楽の無料公演を追い求めて

無料が専門(^-^;(その何十回目+2、3、4)


渋谷のセルリアンタワー。
国道246(高架部分)の前に聳えている高層ビル。

中はセルリアンタワー東急ホテル。
以前に仕事で1、2回泊まったことがある高級ホテル。

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今はコロナで仕事がないので、
渋谷にもこのビルにも来る機会がなくなった。

久しぶりにホテルの玄関をくぐる。

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地下に能楽堂があることを知る人は意外に少ない。

セルリアンタワー能楽堂。

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能楽堂入口へと続く犬矢来のある廊下が良い。

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能『葵上』をはじめ、数々の仕舞や舞囃子や謡を
無料で見せていただいた。

11月23日、小石川後楽園での無料『殺生石』から
梯子して駆けつけたので、13時から18時まで5時間滞在。

名古屋を中心に活躍する観世流女流能楽師 久田三津子師の
社中「三交会」東京公演だ。

六条御息所の怨霊がワキ方下掛宝生流の森常好師演じる
聖の加持祈祷によりなだめられて遂に成仏する。

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この日の最後を飾った
久田三津子師による番外舞囃子『養老』

素敵で息を呑む思いで拝見した。

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まったくの無料。
なのに、観世宗家の家元観世清和師と弟の山階弥右衛門師、
他、全員が一流の能楽師。

素人会とは実はこのように大変お得な無料公演なのだ。
素人さんの晴れ舞台を一流のプロが数人から数十人で
バックアップする。

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充たされた心地でセルリアンタワーを後にする。

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それから4日後の11月27日(土)。

昨年から行きたいと思っていた文京区謡曲大会。
昨年はコロナで中止となり、今年は延期で実現。

第70回というのがすごい。
流石、文京区。

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場所は文京区本郷にある宝生能楽堂。

最寄駅はJRと都営地下鉄の水道橋か東京メトロ後楽園。

流儀を問わず、宝生、観世、金剛、喜多から
大勢の素人さんが日頃の稽古の成果を発表。

写真は観世流による連吟『芦刈 笠之段』

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終了後、外は既に薄暗い。

宝生会館の隣りの金刀比羅宮東京分社に参拝。

天神様ではないけれど、
12月に日本語能力試験を受ける生徒さんたちのために
お祈りをする。

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白山通りには後楽園遊園地。

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文京区役所。
文京シビックセンター。

このビルの25階の無料展望室は知る人ぞ知る穴場!

自分は以前から外国人をはじめ何人もの人に勧めて
いつも感謝された。

眼下の小石川後楽園はあまり見えないが、
日没時の富士山と新宿の高層ビル群、
さらには東京スカイツリー方面の展望がすごい。

無料で昼でも夜でもあれだけの展望を楽しめるのだから、
ありがたい。

ここのホール(文京シビックホール)では
息子が何度も演奏した。

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さて、その翌日。
11月28日(日)、新宿から代々木経由、千駄ヶ谷。

国立能楽堂での無料公演。
シテ方宝生流の藤井雅之師の社中「藤雅会」。

池坊専好さんが能舞台で生花を活け立花供養。
その間に池坊保子さんが『半蔀』を謡う。

女優の二木てるみさんが朗読し、
カウンターテナーの松村稔之さんが歌う。
源氏物語の夕顔。

そして、極め付きは宝生流による能『半蔀』。
源氏物語の夕顔に題材をとった能だ。

シテは藤井雅之師。

イケメンのワキ方福王流の福王和幸師が旅の僧。
狂言方は野村萬斎師。

囃子方には小鼓方大倉流の大倉源次郎師(人間国宝)。

これがすべて無料。

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終演後、国立能楽堂の外は真っ暗。

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能楽堂を出ると直ぐに新宿の高層ビル
NTTドコモビルのイルミネーション。

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1週間に4つも無料のお能に行って、
おまけに都内観光まで兼ねて、ルンルン♪

ますます能にハマる。
とくに素人さんで上手な人を見ると、
自分も素謡を再開したくなってうずうずする。

本業失業の身でお金が無いので、
先生には習えない。

お金がかからない方法で何とか謡えないものかと
あれこれ考えている。


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2021年12月02日

旧徳川御三家水戸家の小石川後楽園で紅葉狩ならぬ『殺生石』

無料が専門(^-^;(その何十回目+1)


東京都文京区にある小石川後楽園。

遊園地の後楽園ではありません!

回遊式庭園の小石川後楽園に入るのは何年ぶりか!

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都心だけあって借景が東京ドームだったり、
文京シビックセンターやらジェットコースターだったり。

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雪吊り風景も見られます。
池の向こうには最近(2020)復元された唐門が。

唐門の裏あたりには、
木曽川と寝覚ノ床に例えた森の散歩道が。

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唐門をクローズアップ

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この際だから蛇行する木曽川もアップ

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ついでに寝覚ノ床も

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園内を回遊。
紅葉が真っ盛り。

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大堰川に到着。

徳川光圀(「水戸黄門」)が
大堰川をイメージして作らせたとのこと。

神田上水の水を引いている。

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大堰川
(クリックで拡大)

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通天橋

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円月橋。
徳川光圀が敬愛した朱舜水の設計によると伝わる。

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実はこの日(11月23日)、
ここに来たのは紅葉だけが目的ではなかった。

都立小石川後楽園西門(飯田橋方面)

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目的はむしろこちらだった ↓↓

能楽の公演

つまり、紅葉の中での無料の能公演だ。

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番組は『紅葉狩』ならぬ『殺生石』。

下野国(栃木県)の那須が舞台の能だ。

演ずるのはシテ方宝生流。

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青天の下、本物の松を背景にした舞台。

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たったの20分。
しかも解説が半分近くを占めたから正味10分。

お囃子もなくて何かねー。

無料と言っても入園料150円はかかった。
ちなみにシルバー料金(^-^;

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能『殺生石』

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家に帰って本棚を見たら、
『殺生石』の謡本(宝生流)があった。

習っていないのになあ〜

と不思議に思う。

きっと前に習っていたときに、
次は『殺生石』をやると言われて、買って、
その後、都合で行けなくなったのだろう。

普通は習った順番に表紙に番号を書いて
自分のハンコを押すのだが、まっさらだ。

もっとも神田の高山書店で買った古本だから、
中には書き込みがある。

いつか自分も『殺生石』を謡うことがあるだろうか?

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Posted by MIKO Comments(0)