全国通訳案内士、旅程管理主任者。
ドイツ語・英語のガイド国家資格と英検1級・独検1級を所有。

バイオリン&教育ママ人生の思い出と生涯学習による終活日記。

お能、長唄三味線、バイオリン、ピアノ、河川水路・史跡巡り、ウォーキング、ハイキングなどを楽しみたい♪

2021年11月26日

戊辰戦争 渋沢平九郎 最期の2日間 (説経節『飯能の嵐』)

大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢平九郎が
非業の最期を遂げる場面に涙した人は多いと思います。


生きたい生きたいと願いながら
飯能周辺を彷徨い歩いた渋沢平九郎。


戊辰戦争の飯能戦争。

その地を実際に訪ねて渋沢平九郎の足跡を辿りながら


初代若松若太夫が昭和の初期に書いた説経節
『飯能の嵐 渋沢平九郎自刃の段』を


約100年近い歳月を経て今語る三代目若松若太夫さん。

ご自身も埼玉県の方です。

是非ご覧になってください。





このドキュメンタリーを監督・撮影・構成・編集された
遠藤協さん

飯能戦争の歴史的背景や番組制作の経緯などを綴った
noteへのリンクも貼らせていただきます。

『説経節・飯能の嵐 渋沢平九郎の最期の二日間』無料公開中




言うまでもないかもしれませんが、
平九郎の姉の千代が渋沢栄一に嫁いだため
平九郎にとって渋沢栄一は義理の兄となりました。

平九郎は渋沢栄一が徳川慶喜の弟昭武の随員として
パリ万国博に出席するにあたり栄一の見立養子となったため
渋沢平九郎となり、それが平九郎の人生を一変させました。

平九郎の旧姓は姉の千代と同様、尾高。
長兄の尾高惇忠は富岡製糸場の初代場長。





説経節とは別に、
埼玉県では来る12月11日(土)14時から
歌劇『幕臣 渋沢平九郎』が上演されます。

場所は飯能市市民会館大ホール。

この公演ポスターは11月6日に
所沢の山口まちづくりセンターで偶然見つけました。

自分はあいにく予定があって行けません。

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2021年11月25日

説経節『さんせう太夫』と多摩湖・狭山・境ロードを歩く

交通費を最大限に活かすためには多少の欲張りも。


多摩湖(村山貯水池)に初めて行った。
美しい。

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人造湖でも美しいものは美しい。

数々のダム湖や農業用のため池などを見てきて、
そう、はっきりと言える。

しかし、多摩湖がこの日の目的ではない。


11月6日(土)
目的は別のところにあった。

埼玉県所沢市の山口町という未知の土地で
説経節『さんせう太夫』が聴けるというのだ。

これは是非共聴かねば。


三代目 若松若太夫さん

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若松若太夫さんの演奏は2019年6月22日に
西高島平の板橋区立郷土芸能伝承館で聴いた。

そのときは『小栗判官』と『佐倉義民伝』だった。


今回は森鴎外の『山椒大夫』でも知られる
安寿と厨子王の話。

さんせう太夫

子供の頃に絵本でよく読んだ『安寿と厨子王』だ。
なつかしい響きがする。

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ぐんぐん引き込まれる演奏。
息を吞むように夢中で聴く。
聞き惚れる。


若松若太夫さんは演奏だけでなく
解説もうまい。

ぽつり、ぽつり、と噛みしめながら
静かに紡ぎ出される話し方に惹かれる。

まるで多摩湖の穏やかな湖面のように。


東京都無形文化財保持者認定。
説経節の伝承に生涯を捧げている。

家元の生まれとかではなく、
國學院大學在学中に説経節に心を打たれて
二代目若松若太夫に弟子入りしたという経歴。

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さて、山口町からいつの間にか県境を過ぎて
多摩湖。

多摩湖は東京都東大和市の狭山丘陵の渓谷に
1927年(昭和2年)に完成した人造湖。

「トトロの森」の舞台が狭山丘陵だと知ったなら
よりイメージしやすいだろうか。


正式名を村山貯水池といい、
東京都民の重要な水源のひとつであり、
東京都水道局が管理している。

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埼玉県所沢市の山口地区とは徒歩圏内で、
実際、途中で道草しても30分もかからなかった。


説経節を山口町に聴きにいったついでに、
多摩湖に寄ったのはそのためだ。

さもなければ、
公共交通機関ではアクセスの悪いところに、
なかなか来れるものではない。


多摩湖(村山貯水池)の歴史と概要

(クリックで拡大)

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神秘的

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水道水の源を守る貯水池林の説明版

(クリックで拡大)

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近代土木遺産もある。

これは「高欄」とよばれるもので、
太平洋戦争中に爆弾から堤防を守るために設置された。

後年、堤体の補強工事の際にコンクリート中から発見された。

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「高欄」の説明版

(クリックで拡大)

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山景色も良い。

以前に登ったことがある
東京都最高峰の雲取山(2017メートル)や
御前山(1,405m)、大岳山(1,266m)などが見えた。

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さらなる近代土木遺産として、
大正12年、堰堤を盛立てる際に宅部川の水を
堤の外に抜くために設置された排水路トンネル。

後年、堤体の強化工事の際に発掘された。

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排水路トンネルの説明版
(クリックで拡大)

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東京都と埼玉県の都県境を示す
境界点表示と
境界杭(境界石)

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多摩湖を後にする。
ウォーキングは「水道道路」へと続く。

「水道道路」とは自分が勝手に付けた名前。
正式には「都立狭山・境緑道」と言うらしい。

「境」は自分が昔住んでいて子供が生まれた武蔵境。
その武蔵野市境にある境浄水場のこと。

多摩湖から境浄水場まで続く水道管と水道施設に沿った
散策路&サイクリングコース。

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途中、数々の水道関係のモニュメントがある。

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空堀川を渡る。

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野火止用水を渡る。

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その後、JR武蔵野線の新小平駅まで歩いて、
この日の歩数は22,415歩♪

説経節を聴きに行こうと席を予約したときから、
帰りにどこに寄ろうかと考えていた。


結果、良い一日を過ごせた。


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2021年11月22日

チューナーの液晶が壊れて調弦不可(◎_◎;)

これも寿命か。

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故障した液晶画面を拡大してみる。

粉状の黒い固まりがゆらゆら動いて
画面表示の邪魔になっている。

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本数とやらを切り替えるときに、

(実は本数の意味がよくわかっていない自分だが)

肝心の本数の表示が見えない。

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2021年11月19日

バイオリンとピアノと長唄三味線のお稽古その後

合計月4回のレッスンで精一杯(^-^;


まずはお金のこと。
 長唄三味線 45分 5,000円(月1回)
 バイオリン 60分 4,000円(月1回)
 ピアノ   45分 1,500円(月2回)
 月合計:12,000円

それだけでなく、練習の点でも。


バイオリン(11月11日)
ヴィヴァルディ協奏曲 a-Moll 1楽章
丸はもらえず、来月もやり直し。

ドッペルは一応最後までいったけれどまだ全然。
ヴィヴァルディ協奏曲 a-Moll 3楽章
ボーム 無窮動
この組み合わせがまだしばらく続きそう。


ピアノ(11月17日)
バッハ インベンション1番は一応終わり。
ただしこれで終わったわけではない。
これからもずっと温めてより良くしていく。

2番に進んだ。
先生と一緒に曲の分析をして
右手、左手を別々に。

48年前(1973年5月)、大学4年生のときに習った曲。

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長唄三味線(11月18日)
『外記猿』が一応最後(P.9)まで進んだ。

あとは時間をかけて仕上げていく。

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2021年11月12日

常陸国ドライブ2(竜神峡、竜神大吊橋、棚倉断層ジオサイト)

こんな絶景大吊橋があったとは!

その昔一度茨城県民だったのに知らなかった。


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11月3日(水・祝)
息子が誘ってくれたドライブの続き。


竜神大吊橋を提案したのは息子だった。

私が知らなかったのは無理もない。
開通したのが1994年で、
自分が水戸に住んでいたのは1980年から82年だし。

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全長375メートル。

仕事でドイツ人団体を案内したことがある
三島大吊橋(三島スカイウォーク)は400メートル。

竜神大吊橋の方が25メートル短いが、
長さを競うのでなければ
神秘さにおいては圧倒的に勝っている。

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何てったって竜の姿そのものだし。

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では通行開始(^^♪

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左側を見下ろすと
複雑に枝分かれしていて、淵が神秘的。

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右はというと
堰き止められて、竜神ダム。

ダム湖面まで100メートル。

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大吊橋を渡り切った。
どぎつい色合いの竜はちょっとね?だけれど。

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引き返す前に別の角度から大吊橋の全景。

100メートルの落差を下りる
バンジージャンプで有名とのことで、
この日もその光景が見られた。

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竜神大吊橋の概要(クリックで拡大)

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竜の姿を描いて流れる竜神川のV字谷。

この淵に住んでいたと伝わる雄と雌の竜のお話。

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ところで、ここは
茨城県北ジオパーク・ジオサイトのひとつ

棚倉断層ジオサイト。

(クリックで拡大)

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棚倉断層は日本を代表する断層のひとつで、
その活動により
1,500万年前に日本列島が大陸と切り離された。

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茨城県北ジオサイト・ジオパーク一覧。
(クリックで拡大)

全部で13ヶ所ある。
このうち、10番が棚倉断層で、
そのすぐ北に9番の袋田の滝ジオサイトがある。

袋田の滝には、
2017年12月30日と2019年1月3日に
青春18きっぷで行ったばかりで記憶に新しい。

ずっと昔に遡れば、40年前、1980年代のはじめ、

仕事でアメリカの陶芸家グループと

ドイツ人陶芸家の
故ゲルト・クナッパー氏の常陸大子の登り窯と

彼の師で後に人間国宝となった益子焼の故島岡達三先生の
ご自宅を訪問したときにも、

立ち寄り観光した。

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竜神峡の周辺の奥久慈には
初級から上級まで
さまざまなハイキングルートがある。

この男体山は日光のそれとは違う。
常陸太田と常陸大子の境にある標高654メートルの山。

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ハイキングのトレイルマップ
(クリックで拡大)

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大吊橋から駐車場に戻る途中の景色

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四季折々の良さがあるので
何度でも来る価値がありそう。

特にチラシの表に載っている鯉のぼりは圧巻だね!

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駐車場への途中に、見たこともない植物。
カナリヤナスという名の、
水なしで室内に置ける黄色い縁起物とのこと。

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道中の水路に茨城の「茨」の字

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車窓から常陸太田市の長閑な農村風景。

ドライブはさらに続く。

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2021年11月09日

常陸国ドライブ 1(久慈川水系山田川松平堰木橋)

昔の旦那が
『常陸国風土記』で修士論文を書いていたとか、
自分が若い頃、水戸に住んでいたとか、

そんな背景もあるのだけれど、

それは別として、

太古・古代の歴史と日本の原風景の宝庫である

静かな優しい感動に満ちた茨城県が好き

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11月3日(水・祝)、息子がドライブに誘ってくれた。
行先はどこでも好きなところに決めていいと言う。

そこで、茨城県をリクエストした。


常磐道の車窓から筑波山。
筑波山には一度登ったことがある。
これも息子と一緒だった。

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常磐道。
大好きな那珂川を渡る。

那珂川は3年10ヶ月前(2018年1月3日)
青春18きっぷの一人旅で
烏山線(宇都宮から那須烏山)に乗ったときに、
わざわざ烏山大橋まで見に行って好きになった。

残念なことに
水戸に住んでいた41年前には
那珂川の河岸段丘上に住んでいたのに
川に興味が無かったため、
まるで記憶がない。

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那珂市で常磐道を下りて349号線。
額田(ぬかだ!)北郷という場所を過ぎ、
大好きな久慈川を渡る。

久慈川は3年11ヶ月前(2017年12月30日)と
2年10ヶ月前(2019年1月3日)に青春18きっぷで
水郡線(水戸から郡山)に乗ったときに、
車窓からの景色に感動して以来。

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293号線。
河合とか谷河原とかを過ぎる。

河合踏切(水郡線の支線)

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徳川光圀が晩年を過ごしたという西山荘
(徳川ミュージアム分館)の横を通り、

166号線で
金砂郷(!)とか玉造(!)という地名に驚きΣ(・ω・ノ)ノ、

常陸太田市の松平(!)地区を走っていたとき!

いきなり息子が「木橋が見えた!行ってみたい!」と。


数えるほどしか家のない集落に侵入し、
車を止めた。

畑の間を歩き、川の土手に立つと橋が見えた。

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これぞまさしく「春の小川」。
ノスタルジー。

それにしてもなかなか立派な木橋だ。

後で調べて分かったのだが、
この川(山田川)に50ほどある橋のうち9つが
木橋だそうだ。

この橋は河原橋。

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山田川
(1級河川の久慈川水系)

常陸太田市の上高倉町に水源を持ち、
常陸太田市西部を南北に流れて久慈川に合流する
長さ約37.8キロの川。

上流で竜神ダムからの支流(竜神川)が合流する。


木橋を渡り右岸より下流方面を見る。

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上流方面はというと、
橋のそばの堰のところで、
息子が川を渡ろうとしている。

澄んだ水の中を魚がたくさん泳ぎ、
一見浅く見えたが、
意外にそれなりの深さがあるようだ。

息子のふくらはぎが水に浸かっている。

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山田川松平堰

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山田川に注ぎ込む用水

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山田川に注ぎ込む用水。

土手の向こう、森の下に山田川。

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ここ山田川松平堰のあたりは
常陸太田市国安町というらしい。

鄙びた日本の原風景の中に何戸かの家が建ち並ぶ。

印象的な建物を撮影する息子がいる。

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青空の下、
柿がたわわに実る。

この鄙びた風景は
自分が住む東京都と神奈川県の都県境の
里山や谷戸のそれに似ている。

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二十三夜の板碑。
「文政」の字が読み取れる。

小さな覆堂に大切に保存されている。

江戸時代とさして変わらぬ「時」が
50年前の高度成長期あたりまで、きっと
ここには流れていたのだろう。

この点でも
自分が住む東京・神奈川の都県境地区に似ている。

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板碑の右、覆堂の外に、
半跏思惟のポーズをとる石仏。

このとき、ふと息子が
中学校の古都研修で弥勒菩薩像に感動したと漏らした。
初耳!

高3の受験年を前にソウル国立博物館に行き、
おびただしい数の弥勒菩薩像や玉虫細工を見たときにも、
そんな話は聞いていないが。

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久慈川流域の地形図
(国土交通省ホームページより)

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木の橋の宝庫! 常陸太田(4)山田川の木の橋

Mapion
山田川松平堰周辺マピオン地図

久慈川(国土交通省ホームページより)

那珂川(国土交通省ホームページより)

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2021年11月04日

再び音楽モード(ピアノ:バッハ)

大好きなバッハ

バッハのインベンションの
お稽古日が近づいてきた(^^♪

あと7日間。

1972年から74年にかけて
一応15曲全曲を習い終えていた。

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50余年の歳月を経て、今また

第1番から取り組んでいる。

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月に2回、各45分。
月3,000円でとても丁寧に教えてくださる。

体験レッスンを受けて
この先生だと強く閃いた先生。

ドイツの音楽大学のピアノ科を卒業され、
バッハの音楽を特に深く研究されている。

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Urtext(原典版)を使っている。

装飾音に関する解説のページ(長岡敏夫編)

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楽曲の構成、
Motiv(動機)、
Thema(主題)、
Kontrapunkt(対位句)、
Umkehrung(転回)、、、など、

構成要素のひとつひとつの分析はもとより、

横のつながり、
縦の線、、、

を意識した弾き方を
丁寧に教えてくださる。

その上、私が苦手とする楽典的な内容も、
少しずつ織り交ぜて話してくださる。

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今さらお稽古に行かなくても一応弾けていた曲が、
今新たな感動を呼び覚まし、胸を打つ。


右手だけ、
左手だけ、

これ以上ないくらいにゆっくりと弾いても、
それだけで、バッハの魅力が胸に迫ってくる。


残された人生で実現したい夢のひとつは、

ピアノで
バッハ「インベンションとシンフォニア」を
深く味わいながら弾けるようにすること、

そして、

バイオリンで
バッハ「二つのバイオリンのための協奏曲」(Doppel)を
息子と美しく合わせられるまでに熟達すること。



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2021年11月02日

再び音楽モード(バイオリンと長唄三味線)

やる気が交互に訪れる(^^♪


月1回のお稽古日が近づいてきた。

バイオリンまであと10日間。
長唄三味線まであと17日間。


バイオリンは
ヴィヴァルディ協奏曲 イ短調 第一楽章と第三楽章
ボーム 無窮動
宿題 バッハの二つのバイオリンのための協奏曲第一楽章



無窮動はまずゆっくり丁寧に。
最初の休符を意識して、細かいつぶつぶを滑らかに。
次の一区切りの頭(ダウン↓)を意識。

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無窮動、1頁目の最終小節の指使いがうまくいかない。
4 - 3 - 4 - 低2 のところ。

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2頁目の最後、つまり曲の最後は
G線(3ポジションの2)とD線(開放弦)を使って
同じ音を重音にして
アップダウン。

無窮動、あとは練習あるのみ。
慣れたら、スピードをつけて練習。
弾けたら楽しいと先生に言われた。

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長唄三味線『外記猿』
本調子から二上りになって再び本調子に戻る部分を復習。

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宿題は、再び本調子から二上りになるところ、

猿に烏帽子を着せ参らせて〜

という部分から先、出来るところまで。

文化譜とは違った音や指使いで弾くところ、
スクイでなくハジキにするところなど変更箇所があり、
CDを聴いてそれらの相違点を見つけるのも宿題のうち。

これが大変。
CDには囃子が入っている上に他の三味線の音が混じり、
純粋に自分が弾く部分の音だけを聞き取るのが難しい。

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三味線の先生は容赦なくビシビシとキビシイ(汗)

バイオリンは息子が4歳からお世話になっていた先生で、
母として付き添った最初の日から28年にもなるので
気心が知れ、優しくて、しかもちゃんと教えてくださる。



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2021年11月01日

年相応の髪の色にするか、悩み始めた(^-^;

ポンタポイントどれだけ貯まったのかな?

って、何気なく調べたのが運のつき。

新たな悩みを作ってしまった(汗)



下の写真は今年の春に丹沢の宮ケ瀬湖に
息子の車でドライブしたときの私。

このとき69歳。

コロナ禍だけれど写真のためにマスクを外した瞬間。

自分で言うのも何だけれど、
どう見てもそれほどの高齢者には見えないね(^^♪

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で、ポンタポイントに話を戻すと、

10月31日に消滅する期間限定ポイントが
2,000円分あったのだ!!

これは自分で貯めたポイントではなく、
知らない間に付与されていたもので、
期日だけでなく用途まで限定されていた。

つまり、美容院の検索サイト用。


おしゃれに無頓着で
おしゃれを話題にすることは稀。

でもせっかくの2,000円をみすみす消滅させるのは残念。


というわけで、
2,000円分の施術サービスを受けることにした。

10月30日の午後、ぎりぎり滑り込んだのは、
それまで知らなかった美容院。


白髪染めした髪にハイライトをつけることにより
新たに伸びてくる白髪を目立ちにくくするという方法を
体験してみたかった。

ホイル(アルミフォイル)を使うそうだ。
こんな方法があることすら知らなかった。


自己負担がほとんどないから出来る冒険であって、
このチャンスを逃したら一生できないかもしれない。


どんなものなのか皆目見当がつかないので、
サンプル写真をタブレットで見せてもらった。

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つまり、染めた髪の上に、
幾筋も別の色をつけて全体的にふわっとさせることで、
白髪を目立ちにくくする方法。


使うホイルの数によって効果が違うらしいが、
2,000円を超える分の自己負担額を抑えたかったので、
4枚だけ。

出来上がりはこんな感じ。
自分で自分の頭を撮るのは難しく光の反射もあるので
色合いは実際とだいぶ異なる。

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新たな転機を、突如、意識した。

つまり、もう70歳になったのだから、
これを機に白髪染めは卒業しようかなということ。


ありのままの髪の色を見せることで、
心身ともに年相応の生き方に変えていこうかな?と。


そう言えば自分の母親も昔言っていた。
70にもなってカラスの濡れ羽のような髪はおかしい。


う〜ん、悩むなあ。
今の状態から自然に戻すまでの「移行期」が大変そう!

それに、いかにもババアくさくなって、
電車で席を譲られるのもなあ。


現時点の状態では、
シルバーパス利用にも、逆の意味で気がひけている。

つまり、シルバーパスを使う年齢には見えないから。


心配な「移行期」は、例えば、
こんな風になるといいのだけれど(↓)

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色んな写真を集めてみた。

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いくら何でもこんな西洋人みたいなの(↓)は
ちょっと気がひけるから、、

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結局、こんな(↓)感じになるのが自然か?

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でも、今までずっとセミロングで
パーマをかけていたから、
ショートヘアにするのは抵抗がある。




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