全国通訳案内士、旅程管理主任者。
ドイツ語・英語のガイド国家資格と英検1級・独検1級を所有。

バイオリン&教育ママ人生の思い出と生涯学習による終活日記。

お能、長唄三味線、バイオリン、ピアノ、河川水路・史跡巡り、ウォーキング、ハイキングなどを楽しみたい♪

2011年04月29日

子供は新歓合宿、母はひとり食事に小革命

今朝、子供が、「オケの新歓合宿だ!」と、伊豆半島に出かけていきました。

大震災前日の、3月10日1時、合格発表会場からもう始まった新人勧誘合戦。

その日に向けて、勧誘パンフレットやチラシのデザイン会議、作成、その他、
合格発表の日が近づくと、徹夜同然の泊まり込みが続いていました。

4月に入ってから行なった入団のためのオーディションに合格した人たちに、
いよいよ本格的に入団してもらうための、大切な合宿です。

オーディションの結果、海外の著名な先生のもとで長年本格的に学んできた
優秀な演奏家を発掘?したそうなので、是非共仲間に加わってほしいものです。


さて、そんな風にして、持てる時間の大半をオケに費やしている子供なので、
家にいることは稀です。 隔日くらいに帰ってきても、寝るか、練習するかで、
すぐにまた飛び出していきます。

だから、母は留守番ばかり。 もう何か月も一緒に食事していない感じです。

一人だと食事もいい加減になりそうですが、家計を切り詰めていることもあり、
台所の隅々まで探して残りものを使い切る勢いで、工夫して食べています。

ここ1週間ほど前に始めたのは、野菜を新鮮なうちに豊富に採るということ。

冷水にさらしたタマネギ、千切りのニンジンやダイコン。
何でも、さっさーと用意して、ドレッシングをかけて、シャキシャキ食べます。

カボチャ、ジャガイモ、サツマイモも蒸かして、手軽に一食。

自分だけのためなので、見た目は構わず、栄養面のことだけ!

野菜なんて当たり前じゃん!と思いそうですが、
意識的に、徹底して食べるのは、自分にとってはちょっとした革命です。

だって、以前なんか、ジャガイモにサツマイモ、一体いつ買ったのやら?、
気がつくと、台所の片隅で、芽や葉っぱが出ていることが多々あったのだから!!

くたくたにしなびたイモや野菜を、ポイポイ捨てていました!

もっとも、ツアーで外食がほとんどだったせいもありますけどね、・・・・・
今は、地震と原発で、ガイド業は、開店休業状態ですから・・・・・。

とにかく、新鮮な野菜を、いつから積極的に採り始めたのかを、
ウォーキング歩数を記録しているエクセル表に、メモ書きしました。

生野菜 開始 4月22日
根菜類 開始 4月27日 など

健康面で、どのような効果が現れるか、いつごろ現れるか、楽しみです!

もう今でも、キリっとして、背筋がシャンとする感じがするのは、不思議☆
精神的なことの影響って大きいですね。


ところで、先日、散歩に出かけたら、シバザクラ、まだまだ半開でした。
今年は、サクラも遅かったし、春の進み方?が、例年より遅めです。

写真(すぐ下)は、先日撮ったもの (2011年4月25日)。
写真(その下)は、去年撮ったもの (2010年4月20日)。

これを見てもわかるように、去年はもう20日に見頃だったのに、今年は遅いです。

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2011年04月26日

東大入試中止年に当たった人のその後

最近色々なことが続いたので、つい昔のことを考えてしまいます。

そのひとつに、69年の東大入試中止があります。
学生運動がさかんな時代で、東大紛争がその原因でした。
後にも先にも、東大入試が中止されたのはこのときだけでした。

私のひとつ上の学年がこれに当たりました。
そのとき、小・中学校の先輩の多くは京大に流れました。
中には翌年にわざわざ東大を受け直した人も何人かいます。

このほど届いた中学校の同窓会誌に、
天文学者で某旧帝国大学理学部長の、K先生が載っていました。

K君(なんて言ったら叱られそうですが)は、
まさにこの東大入試中止年に当たった先輩のひとりです。

先輩は某旧帝大理学部に進学しました。
最初は東大を受け直すという考えもなかったわけではないのですが、
進学した大学の環境と素晴しい教授内容に惹かれて、故郷に残ったそうです。

あのとき東大を受け直して、京大から東大へ移った先輩たちは、
果たして今、何をしているのでしょうか。

前代未聞の入試中止年。
たまたまそれに当たった人たちの、その後は?

何かある度に、
「私のときは東大入試が中止だったので。」と
言い訳をしているのでしょうか。

東大でも京大でも名大でも阪大でも、一緒!構わんじゃん!
などと言えるのは、部外者だからであって、無責任過ぎかな?

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2011年04月25日

キャンディーズのスーちゃん、さようなら

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写真はソニーレコードのジャケットよりお借りしました。写真右端がスーちゃん

もとアイドルグループ「キャンディーズ」のスーちゃんこと田中好子さんが
4月21日、乳がんで亡くなられました。享年55歳。

彗星のごとくNHKテレビにキャンディーズが現れたとき、
3人はまだティーンエージャーの愛くるしい女の子たちでした。

今はテレビを見ない私も、当時は、NHK信奉者の父の影響でテレビっ子。
だから、キャンディーズの3人とは、ごく日常的に一緒でした。

当時、大学生だった私は、若くて元気な3人のことを、
ちょっぴり羨ましくも、妹のように愛らしくいじらしい存在と思っていました。

70年代前半、一世を風靡したキャンディーズと同時代を生きた者として、
あまりにも早いスーちゃんの死には、かなりショックを受けています。

スーちゃん、たくさんの素敵な思い出をありがとう。
ご冥福を心からお祈りします。  
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2011年04月24日

たかが計算されど!虹に希望を!

4月23日(土)の数学で、新たな弱点を発見!
それは、目的とする分野とは別の次元のところで発覚しました。

加法定理のタンジェントで、195°を、150°と45°に分けたためです。
1−平方根の分数の上に、マイナスの平方根の分数+1が乗っかった、
繁分数とやらの計算に、どえらく時間がかかったのです。

せっかく加法定理を思いついても、途中の計算でこんなに時間がかかって、
しかも間違っていては!!

後で気付いたことには、135°と60°なら計算は超シンプルだったのですが、
本番で、配点わずか2点程度の導入問題で、やり直してばかりではねえ。

ともかく、弱点の発見はありがたいことです。

だから、この繁分数とかいうものの処理を、今日は特訓します。
ところで、これって、「しげ分数」って読むのか、「はん分数」って読むのか、
こんな用語があることさえ、昨日はじめて知りました。

雨上がりの昨日の午後、勉強部屋から見えた虹が、また希望をつないでくれます。

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2011年04月21日

疲れた。高校入試数学の巻。

数学、こんなに毎日やっているのに、いつまで経っても出来るようにならん!

先日返ってきた駿台高1模試で、数学200点も取っている子がいるのを見て、
子供に聞いてみました。

以下、親子の会話。

「なぜ高1でそんなスゴイ点を取れる子がいるの? あり得なくない?」

「そりゃいるよ。学年なんか関係ないから。中学で数1A終わっちゃって、
センターより難しい問題やっている子なんか、いくらでもいるんだから。」

「じゃあ、お母さん、どんなに頑張ってみても、高校生にはかなわないね。」

「何も、そんなすごい子と同じにならなくてもいいのだからさあ。(微笑)」


自分が伸び悩んでいるのは、中学に原因があると思っているので、
合間に、少しずつ、中学数学もやっているのですが、

それにしても、中学数学の何がどのくらい出来ないのか、
また中学数学の全体像もまだよく見えてこないので、

ためしに今日、ある県の公立高校の入試問題に挑戦してみました。

採点すると、29点減点。
何だ、出来てないと思ったけど、意外と取れてたんだ!

と思った次の瞬間、それにしてもちょっとオカシイぞ!

はい、はい、60点満点のテストだったのですわー。

60 - 29 = 31

そう、60点中、31点ということでした(涙)


台形の立体の体積やら、比を使った図形の問題やら、証明問題やら、
さっぱりできませんでした!

これでは、高校数学が25点や35点でも無理もない!


ちなみに、子供が塾で教えていた女の子は、公立高校の入試で、
95点も取ったそうです!

また別の女の子は中高一貫の高1ですが、数2の三角関数を終わって、
今は図形と方程式を教えているとのことでした。

出来るので、どんどん先に進めているそうです。

お母さんにも教えてくれー!!

中学生や高校生にいつまで経っても追いつけないよー!!

やっぱり、自分は頭が悪いのかなあ。
いっぺんに疲れが出ました。  
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2011年04月18日

駿台で調子に乗った後、東進で打ちのめされる

4月16日(土)、予行演習に受けたセンター試験の得点開示といっしょに
3月13日の駿台高1マーク模試の結果を、郵便屋さんが届けてくれました。

たとえ高1用とはいえ、英国合計で成績優秀者リストに載ってしまいました。
氏名と都道府県名は非公開ですが。

さらに、高1の時点の合格可能性なんてあてにならないとは言っても、
ためしに書いた早稲田の政治経済が、余裕のA判定だったので、ニッコリ。

数学も偏差値30台をようやく脱出して44.7となり、にわかに希望が。


と、その翌日、つまり昨日、東進センター試験本番レベル模試を受けたところ、
数学が、1Aも2Bもそろって惨敗。

地震以来、失業中なのを良い機会に、教科書中心で毎日頑張ったのになあ。

東進の数学、ちょっとひねくれている!
過去問の方がまだ素直で、取り組みやすい!!

とまあ、文句を言ってみたところで、高3、高卒対象なのだからしょうがないね。

自分にとっての適正学年は、やっぱり高1ってこと。
いやあ、数学に関してはまだまだ中学の内容もあやしいなあ。

今は英語1教科で点数を稼いでいるだけで、
センター英語はもう達成済みで、これ以上伸びようがないので、
数学1A、2B、古文、漢文の伸びに、まずは勝敗がかかっています。

今日から引き続き、数学を教科書中心に丁寧に進めつつ、
これまでの模試の数学を順にぜんぶ見ていきます。

次の模試予定は、
5月8日、河合塾の全統マーク模試(全教科)、
5月29日、河合塾の全統高2模試(主要3教科、記述)、
6月5日、代ゼミの高2学力判定模試(主要3教科、記述)。  
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2011年04月08日

こんなときでも桜は咲いた

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ここしばらくの間、勉強と事務に根をつめて、閉じこもりがちでしたが、
久しぶりに昨日外を歩いたら、ここにも桜が咲いていました。

もっとも昨日からの強風続きで、あっという間に散ってしまいそうです。
だから、今がチャンスと写真におさめました。

外国人がとっとと国に帰ってしまって、見捨てられてしまったニッポン。
ここで一生暮らす覚悟の私たちにとっては、何が起ころうが、大切な祖国です。

美しくも苛酷な日本の自然環境と、最後まで運命を共にします。

植物たちもこの国を見捨てることなく、今年もまた可憐な姿を現しました。

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2011年04月02日

さようなら、赤プリ!

3月31日をもって、あの赤坂プリンスが閉館されました。
閉館予定の新聞記事を読んだときから、ずっと淋しい気持ちで見守っていましたが、
とうとうその日が来てしまいました。

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画像はウィキペディアからお借りしました。

子供が生まれる前、そう、20年以上も前には、仕事で度々利用しました。
宿泊もしたし食事もしたし、お客様の送迎にも何度足を運んだかしれません。

でもここ5年以上、一度も行く機会がありませんでした。
最近は外資系のホテルばかりがやたら増えて、考えてみると、行き先は
コンラッド、ペニンシュラ、リッツカールトン、ハイヤット系ばかりなのです。

丹下健三氏設計の新館を含む、建物群の大半が取り壊されるのは、
ひとつの時代が終わってしまう淋しさ以外の何ものでもありません。

4月から6月まで被災者の避難施設として最後のお役目を果たすそうですが、
その後は取り壊されて、もう首都高で永田町、赤坂見附を通り過ぎるときに、
あのランドマーク的に聳え立つ、輝く建物を見ることは出来なくなるのだなあ。  
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2011年04月01日

政治は別、朝鮮舞踊は芸術

3月31日(木)、朝鮮舞踊を見に王子の北トピアに行ってきました。

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震災後なので開催を断念すべきかどうか主催者は幾度も悩んだそうですが、
出演者の笑顔と頑張りが少しでも勇気と力になればと踏み切ったそうです。

美しい舞台と見事な踊りに見とれて、しばし時間の経つのも忘れました。
自分の未熟な鑑賞力と表現力でその素晴しさを言い表せないのが残念です。

でもプログラムの最後を飾った「4・3の風」はあまりにも悲痛なものでした。
1948年4月3日に始まった、済州島四・三事件の島民大虐殺を描いたものです。

乳飲み子を失って悲しみに打ちひしがれる若い母親の舞に象徴されるように、
一般婦女子の犠牲者が多く出た事件であったことを示唆する作品でした。

私には政治のことはわかりません。

関東大震災のときの朝鮮人虐殺はなかったとか、
南京大虐殺も、果てはナチスのユダヤ人虐殺もなかったとか、
そんなことが取り沙汰され、真相はどうなのか、・・・・・等々。

私には知る由もありません。ただひとつだけ思うことがあります。
それは、恐るべきは時の権力の衝突。犠牲を払うのは一般人だということ。

こぼれる笑みとみなぎる喜び、また憂愁をたたえた、一糸乱れぬ舞いには、
団結した祖国愛を感じますが、それをもって直ちに国家主義的教育の表れなどと、
矮小な考えでもって、ひとくくりにしたくはありません。

美しい民族の魂の叫びが創り上げる舞踊は、芸術の域にまで昇華したとき、
政治を超え、国家の境も、民族間の境も超えて、人の胸に強く響きわたります。


  
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